幹事クリタのコーカイ日誌2005

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1月17日 ● 姪っ子が生まれました。

 1月16日午前4時過ぎ、僕はまだほんの30分ほど前に眠りについたばかりだったのですが、奇妙な感覚の夢を見て目を覚ましました。その夢はいつも見ている夢とは違い、もっとくっきりとしたメッセージのような感じで、女の赤ちゃんが光の中から出てきたのです。

 目を覚ました僕はすぐにわかりました。ああ、弟のところに女の子が産まれたんだな、と。一昨年6月に結婚した弟夫婦に授かった子どもの出産予定日は今月20日。少し早いなとは思いましたが、僕はほぼ確信してまた眠りにつきました。

 翌朝10時過ぎ、まだ寝ている僕の上に娘が飛び乗ってきて(と言っても体重は55kgもあるのでむやみと飛び乗られると怪我しそうなんですが)「お父さん、おじちゃんのところ生まれたって!」と大騒ぎです。やっぱり、と思って時間を聞いたら「朝の4時だって」と。ピッタリです。

 家族に「明け方夢を見て知っていた」と言っても信じてくれません。まあ仕方ありません。死んだ人が夢枕に立つという話は聞いたことがあっても、生まれてくる子どもが夢で知らせにくるなんて話は聞いたことがありませんからね。そろそろ生まれるということは知っているわけですから、赤ん坊の夢を見ることもあるでしょうし、それを弟の子どもと結びつけることなど造作もないことなので、「単なる偶然」で済まされて当然です。

 ただ僕がそれを「単なる偶然」ではないと思うのは、10代の頃から夢では不思議な体験をよくしているからです。特に多いのは予知夢です。中学から大学にかけては本当によく予知夢を見ていました。頻度としては月に1回くらいで、その場面がくると「ああ、次にこうなって奴がこう言って、それで僕がこうするんだ」とわかります。ほぼ10〜20秒くらいのシーンが夢で見た通りになるのです。

 一番自分でも驚いたのは中学3年の冬に知らない連中と宴会をしている夢を見て、いつもの予知夢のような感じなのに全然訳がわからなくて「あれは何だったんだろう?」と首をひねっていたら、その数ヶ月後、高校に入って部の新人歓迎会の様子だったとわかった時です。

 なにせそこにいた連中は、同じ中学からいった1人を除いて全て高校に入ってから知り合った人間ばかりなのに、中学の時の夢で見ていたからです。「ああ、お前はあの夢の時のあいつか!」と僕はその時心の中で叫んでいましたが、そんなことを口に出しても信じてもらえないばかりか変人扱いされそうなのでもちろん黙っていました。

 年をとるにつれて予知夢を見ることは少なくなり、最近ではほとんどその機会はなくなってしまいましたが、それでも僕は夢で何かを知ることができると信じています。だから姪っ子が僕の夢の中へ挨拶に来てくれたのもすぐにわかりました。

 ただ世の中の大半の人はこういう僕の話を聞いても疑わしそうな顔をすることでしょうし、逆にあまり素直に信じる人がいたら、僕もそれはどうかと思います。僕自身、きちんと説明できないことなので、敢えて他人に信じてもらおうとも思っていませんし。とにかく姪っ子が生まれたのは嬉しいし、しかも律儀に挨拶にまで来てくれたのですから、思いっきり可愛がってやろうと思っています。義妹が退院したら、早速大阪まで会いに行くつもりです。


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