幹事クリタのコーカイ日誌2005

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1月7日 ● サービスをプチ改造。

 テニスにおける技術の中で、恐らくもっとも悩むのがサービスです。なぜか?それは他のプレーは全て相手から飛んでくるボールに対してどう対処するかということが基本ですが、サービスだけは完全に自分だけで行うプレーなので、いかようにもできるからです。全てが自分の管理下に置かれているからこそ、ベストな解答がなかなか見出せずに、いつまでも悩んでしまうのです。

 僕も25年テニスをしていますが、サービスだけはちっとも満足できません。単にボールを上に放り上げてそれを打つだけのことなのに、ああでもないこうでもないと自らフォームをいじくり回して、結局前より悪くなってしまったりするのがサービスなのです。

 これまでにもいろいろ打ち方を変えて試してきました。トスを高くしたり低くしたり、足の位置やらラケットを始動させるタイミングやら、腰の入れ方やら、左手の使い方やら。若い頃はひたすらスピードを追求していたのですが、いつの頃からか、とにかく確率重視でダブルフォルトをしないことを最優先するようになりました。

 しかし、いくらダブルフォルトをしなくても、レベルの高い相手と対戦するとセカンドサービスを叩き込まれてしまうので「入れるだけ」では何ともなりません。最近は「相手から攻められない」サービスについて、いろいろ研究を重ねています。

 今年から少し変えたのが、膝の屈伸。これまでコントロールを重視するために、膝はあまり使わずに上下動のブレの少ないフォームで打っていました。しかし、それでは威力が足りず回転も少な目になるため、やはり膝を曲げて力をためることが必要だと思い直したのです。

 ただ膝を曲げてサービスを打つには、足腰の筋力が必要です。年を取ってくると、なるべく楽なフォームで打たないと疲れてしまってダメなのですが、そこでダイエットの成果が出ました。体重が軽くなっただけではなく、スクワットなどの筋トレをして鍛えているので、以前よりはるかに膝の屈伸を使ってサービスが打てるようになったのです。

 サービスの威力が増せば、サービスゲームのキープがずっと楽になります。サービスゲームで楽をできると疲れないので、1日に数試合を戦う体力が維持できます。これまで勝ち上がっても最後に息切れしていたのが、昨年あたりから最後まで保つようになりました。全てはダイエットから始まったのです。正月も何とか乗り切ったことだし、3月までにもう少し体重を落とすぞ。


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