幹事クリタのコーカイ日誌2004

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12月20日 ● 波の大きかった1年。

 人生には波があります。例えば「モテ期」というやつ。一生のうちに3回異性にモテる時期があるという俗説で、僕も振り返ると13〜14才頃、20代前半、30代半ば過ぎと、この時期はいつもより5割増しくらいでモテていたような気がします。おっと、すでに3回経験しているじゃありませんか。まずいです。終わってしまいました。

 それはともかく、この「モテ期」に限らず、金回りが良い時期というのもありますし(だからこそ「金は天下の回り物」なんでしょう)、交友関係が広がる時とか、仕事がノリノリな時とか、勝負事やくじ運がやたらと良い時とか、もちろん健康状態でも大波小波があるわけで、この波をうまく掴まえて人生を渡っていける人が幸せな一生を終えることができるのでしょう。

 この波ですが、どん底の時はじっと耐えて無理をしないで「ぼうぎょ」しているのが一番だと思いますが、逆に難しいのが調子の波が上がってきた時です。勢いに乗って「ガンガンいこうぜ」なのは良いんですけど、勢いがつきすぎて暴走を始める時があります。坂道を下っていたら止まれなくなってしまったような状態。野球でも好走と暴走は紙一重だと言われますが、人生でも似たようなもので、せっかくのチャンスですからリスクをとってでも狙っていかないと大きなリターンは期待できないし、かと言って突っ走り過ぎるといつの間にか波が変わっていて、大怪我を負うことにもなりかねません。

 幸か不幸か、僕は小心者でどちらかと言えば石橋を叩くタイプなので、暴走することは少ないのですが、その代わりチャンスもみすみす逃してしまいます。過ぎてしまってから「あれはチャンスだったなぁ」と後悔することが多いのですが、かと言って普段から突っ走っていないため、柄に似合わず欲を出すと多分大怪我すると思っています。基本的には「安定感」を切り札にして送っている人生です。

 そんな僕にとって、実は今年は振り返ってみるとかなり波が大きかった1年でした。「コーカイ日誌」をずっと読んでくださっている方ならある程度は理解してもらえると思いますが、いろいろなことで大きく盛り上がったり、がっくりと落ち込んだりがあって、ここには書けなかったことも含めて、本当にアップダウンが激しい1年でした。充実していたとも言えるし、疲労困憊したとも言えます。

 ただ波が大きい時ほど、それによって学ぶことも多いし、成長もできると思います。この調子がずっと続くのはちょっとしんどいですが、そういう意味では今年は印象に残る1年になりました。本当に成長できたかどうかは自分でもよくわかりませんが。うーん、まだ10日あるんだから、総括するにはちょっと早いかな?


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