幹事クリタのコーカイ日誌2004

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11月28日 ● モテたいか、強くなりたいか。

 スポーツの世界ではみな似たようなものではないかと思うのですが、テニスコートにおいて一番モテる男は、そのコートで一番テニスが強い男です。そこでは社会的地位とか経済力とか将来性とか乗っているクルマとかはあまり関係ありません。何よりテニスが上手で強くて他を圧している男が一番女性の心を惹きつけるのです。

 僕の観察ではテニスコートにおけるモテ要素の内訳は、テニスの実力6割、キャラクター3割、ルックス1割ではないかと思っています。明るくて優しくて見た目もまあまあで会社も大手で結婚相手としては申し分ないのでは、と思うような男でも、テニスが下手ではやはりモテません。逆にナンバー1プレーヤーであれば、少々性格がきつくても、口が悪くても、お金を持っていなくても、女性はそれなりに寄ってくるのです。

 ではテニスの下手な男ばかり集まっているコートに行ってテニスをすればモテるから行きたいかと言われると、これが実は難しいところなのです。と言うのも、そんなところで「お山の大将」していれば確かに気分は良いかも知れませんが、テニスはどんどんレベルダウンしていくからです。

 テニスが強くなりたかったら、とにかく上手な人たちと一緒にプレーをして揉まれることです。レベルの高い人たちと一緒にテニスをすれば、自然とそのレベルまで引き上げてもらえるからです。テニスはそういうスポーツだということは、少しかじれば誰でも実感できますから、テニスが上手な人はどこでも歓迎されますし、逆に初心者や初級者は余計に小さくなってしまうのです。

 モテたいならレベルの低いところでテニスをしていれば良いのですが、それではモテるけどテニスは上達しません。逆にテニスのためだけを考えれば、なるべくレベルの高い人たちと一緒にテニスするのが良いのですが、それではまずモテることはありません。あちらを立てればこちらが立たず。なかなか難問です。

 どちらかに割り切れる人は楽ですが、割り切れない人は、結局両方でプレーすることを選びます。楽しむための場所と、強くなるための場所。一見合理的で良いみたいですが、結局どちらも中途半端になることも多いみたいです。僕はやはりまだまだ強くなりたいので、なるべく上手な人とプレーしたいと思っていますけどね。それにテニスコートでモテても、中身が伴わなければ結局コートだけで終わってしまうことが多いみたいですし。どうせなら他のフィールドでもモテる男になる方がいいでしょう。


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