幹事クリタのコーカイ日誌2004

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11月23日 ● 寝不足が怖くて大会に出れるか。

 タイトルの「出れる」は“ら抜き”言葉ですから、本来は「出られる」としなければならないのですが、勢いとしては「出れる」という口語的表現の方がしっくりきたので使っています。敢えて使っているのだから「コピーライターのくせに」とか余計な突っ込みは入れないように。

 で、また今日もテニスの大会に出ます。これで今月3大会目。3日、13日、23日と「3」の日は大会の日。33日がなくて残念です。いや、家族にしてみれば「いい加減にせいよ」ってところでしょうから33日がなくて良かったのかも。

 大会と言えば毎回辛いのが早起き。平日よりもゆっくりと寝ていたい休日にわざわざ平日よりも2時間くらい早起きするのは本当に苦痛ですが、午後から始まるテニス大会がない以上、早起きせざるを得ません。冬の大会に出ないのは、寒くて怪我するからではなく、冬は早起きが一層辛いからです。

 今日の大会は集合時間が早い組と遅い組に分かれていて、幸い僕たちのペアは遅い方なのでかなり助かってはいますが、それにしても紅葉渋滞の心配があるので、早めに出ようと思うと、やはり普段よりも1時間以上は早起きしなければなりません。これが早い組だったらいつもより3時間くらい早起きですから、間違いなく当分調子が狂いっぱなしでしょう。

 早起きするためには早寝するのが一番なんですが、これがなかなかそうはいきません。たださえ早寝早起きは苦手な上に、大会前日というのは気合いが入るほどいろいろ考えて目が冴えてしまい寝付きが悪くなってしまいます。まあ6時間寝られれば御の字、通常は5時間そこそこの睡眠時間で出陣しています。

 そんな僕に少しヒントになったのが、先日読んだ雑誌の記事。確かロジャー・クレメンス(今年7度目のサイ・ヤング賞を獲得したメジャーリーグの豪腕投手)の話だったと思うのですが、ウロ覚えなので間違っているかも知れません。とにかくアメリカの有名スポーツ選手が、やはり試合の前日は興奮して寝不足になるというのです。クレメンスのようなベテランの超一流選手がです。びっくりです。で、その対策としてクレメンスは試合の3日前、2日前はきちんと8時間睡眠を取るんだそうです。

 前日寝不足になっても良いように、その前から睡眠をたっぷりと取っておくという発想は僕にはありませんでした。今まで僕は早く寝るために、前日無理矢理早起きして寝不足状態を作り出しておくということはしたことがあります。しかし、それをしても結局前日もちゃんと寝られないと寝不足状態がさらにひどくなってしまいます。2日間睡眠十分な状態にあるのなら、前日もリラックスして体調も良いでしょう。試合に臨むのにさらに気分的にも余裕が生まれます。クレメンスの方がずっと理に適っています。

 まあ僕のような単なる「下手の横好き」テニスバカと「生きた伝説」豪腕クレメンスを比べること自体おこがましいのですが、試合に備えての調整方法という意味ではとても参考になりました。

 もっともクレメンスは試合こそが仕事ですから、生活全てをそこに向けて調整できるでしょうが、僕たちの場合はテニスは趣味であって仕事ではありませんから、テニスのために8時間寝たくてもそうはいかない場合が多々あります。だからこそ、寝不足でも大丈夫なように「気合い」が必要なのです。アニマル浜口のように「気合いだーっ!」と繰り返し叫ぶことも効果がありそうです。ただテニスの試合に気合いは似合いではない(韻を踏んでみました)のが残念ですが。


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