僕は強度の近視のために老眼をあまり感じていませんが、年齢的にはそろそろ危なくなってきています。今年の春にメガネを作った時にも検査をして「そろそろ兆候が出ていますね、次は必要になると思いますよ」とメガネ店の店長に脅されました。確かに最近少し近くの小さな字が見づらくなってきたような気もします。

　しかし、それ以上に最近感じるのは夜目が効かなくなってきたこと。それはクルマの運転とナイターテニスの時に強く感じます。クルマを夜に運転している時は基本的に光っているもの（信号機とか看板とか反射板とか）を頼りに運転しているので、いきなり黒っぽい服装の人が歩いていたりするとドキッとします。

　さらにまずいのはテニスの時。昼間はなんら問題ないのですが、夕暮れ時から急にボールが見づらくなってきています。テニスするのにすごく目に神経を集中するので滅茶苦茶疲れます。ナイターでテニスする時も、少し照明が暗いコートではボールをミスヒットする確率がグーンと上がります。テニスは目が命なので、これはかなり辛いです。

　年を取ると光を感じ取る機能が衰えるそうで、だから光量の足りないところでは若い頃よりはるかに見づらく思えます。似たような色の識別もつかなくなります。特に黒と紺の差がわかりにくくなり、服を買う時など黒も紺も同じに見えて困ります。

　４０才を過ぎても肉体的にはほとんど衰えを感じていなかったのですが、ここにきてちょっと目が不安になってきました。この先はどんどんあちらこちらの機能が衰えていき、ボロボロとカラダが朽ちていくだけなのかと思うとせつないです。