幹事クリタのコーカイ日誌2004

[ 前日翌日最新今月 ]


 
10月29日 ● 届いていないのか、無視されているのか。

 メールというのは余りにも便利なのでついつい頼りすぎてしまいます。しかし、頼りすぎているだけに「もし届いていなかったら」と考え始めると途端に不安になってきます。メールを送って当然相手から折り返し返事が来るはずだと思って待ち構えているのに、1日経っても2日経ってもメールが来ない。こんな時、まず相手は果たしてメールを読んだのかどうかが気になります。続いて「もしかしたら届いていないのか」「いや、何か気に入らないことがあって無視されているのか」などと考え始めるといてもたってもいられません。

 もちろん、メールの返事をなかなか送らない人というのはいます。そういう人は少し付き合えばわかるので、「不快」にはなっても「不安」にはなりません。不安感でいっぱいになるのは、律儀にちゃんと返事をくれる人の場合。きちんとした人だという認識をしているだけに、いつまでも戻ってこないメールが不安感を煽るのです。

 届くことは届いても、数時間もかかったとか、時には1日遅れて届いたということもあります。PCのメールではあまり感じませんが、携帯電話のメールの場合はしばしばそういう場面に遭遇します。会う前に「少し遅れます」などと相手に送ったメールが、会ってから届いて笑い話になったなんてことは誰しも経験しているのではないでしょうか。

 笑えれば良いですが、例えば彼女の誕生日になった瞬間、午前零時にメールが届くようにと送ったつもりが、数時間も遅れてしまっては待ち構えていた彼女に怒られてしまいます。「なんで他の友達のメールが届いたのに、あなたのメールはお昼なわけ?」などと言われても、こっちはちゃんと午前零時に送ったのになぁ、なんて。「わたしの誕生日忘れていたんじゃないの?」とか。うーん、まあこれも笑い話と言うよりは、のろけ話か。

 ただ微妙な空気のカップルの場合は、本当に無視されているのかも、と思った方がいい時もあると思います。大キライで無視というのではなくても、メールというのはカタチに残って何回でも読み直せるし引用も簡単なので、ついつい慎重になってしまって返事が書けないということもありますからね。ただその場合、待っている方は結構辛いです。積極的な「意思ある無視」ではなくても、相手にとっては結果は同じですから。メールの届くタイミングひとつであちらこちらでドラマが生まれているのでしょうね。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。