幹事クリタのコーカイ日誌2004

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10月28日 ● なかなか落ち着きません。

 父の葬儀が終わって3日間、いろいろ片付けることが多くてバタバタしていました。とりあえず人が一人死ぬと、諸々の社会的手続きが必要になるのですが、それを全部個別にやっつけていくのが大変です。どこかに届けを出したら全部まとめて自動的にやってくれるようなシステムはできないものでしょうかね?

 一番肝心な年金、保険関係を始め、公共料金も全て名義を変更して引き落とし口座も変えなければなりません。それに銀行や郵便局の預貯金は一旦凍結されてしまい、それを相続するための手続きがかなり面倒です。

 そもそも相続というほど父名義のお金はないので余計にこの七面倒くさい手間に腹が立ちます。まあ相続するのが大変なほどの遺産を残されてもそれはそれで面倒なんで良いんですけどね。些少な額にも関わらず、銀行は相続人を確定するために何と父の出生から死亡までの全てがわかる戸籍謄本を用意しろと言うのです。現在住んでいる自治体の戸籍謄本だけではわからないので、以前に戸籍があった自治体の役所からも除籍された戸籍謄本を取らなければなりません。本籍を転々としていたら、いったいどこにいたのかを追いかけるだけでも大変なことです。むやみと遊び半分で本籍地を動かすものではないですよ。

 四十九日の法要の準備もしなくてはいけないし、父の使っていたものを整理しなくてはなりません。さらに仏壇だの墓石だのを新たに購入しなくてはなりません。まだちゃんと見に行っていないのですが、これがまたべらぼうに高価です。仏壇なんてクルマを買うのと同じくらいかかります。特に信心深いわけでもないのに、なぜこんな高額な出費を強いられるのか納得いきません。もっとリーズナブルな価格にできるでしょうに。

 今回は幸いなことに母がまだ元気で事務的なこともかなり自分でこなせるので助かっています。しかし、今度母が逝った時にはこれを全部自分たちでやるのかと思うとクラクラします。やることも多分倍以上あると思うし、一週間会社を休んだくらいではとても終わらないことでしょう。

 それなのに、そろそろ会社が出てこいと呼んでいます。ちらっと聞いただけで憂鬱な仕事が待っているようです。もう心に栄養ドリンクどころか心に点滴が必要かも知れません。


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