幹事クリタのコーカイ日誌2004

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10月20日 ● プチ不幸も積もれば。

 ここのところ体調が悪いだのストレスがたまるだの言っているのは、「ままならない人間関係」という問題がドカンとあるわけですが、それだけではなく父親の具合が悪いことや、それに伴って経済的に苦しい状況にあることも相当のストレスですし、さらに中くらいの不幸や小さな不幸、そしてもっと細かいプチ不幸が何だか知らないけどとにかくたくさんあって、それが山のように積もっていることが今の最大の不幸なのです。

 このプチ不幸、ひとつやふたつなら笑い飛ばして乗り越えられるようなことなのですが、次から次へとやってくるとだんだん避けきれなくなってきます。もともと大きめの不幸を一つ二つ抱えていて、それだけですでに動きが鈍くなっているところなので、プチ不幸もコツンコツンと当たると痛いんです。

 昨日書いたテニス合宿が中止になるというのは、プチ不幸ではなくもう少し大きな不幸なんですが、その代替コートが取れなくて四苦八苦しているというのはプチ不幸です。テニスのメンバーがサークルを辞めるというのもプチ不幸。台風がやってきて出掛ける予定が潰れるというのもプチ不幸。中日が逆転負けするのもプチ不幸。お気に入りのTシャツが洗濯で色移りして着られなくなったというのもプチ不幸。クルマのヘッドライトが球切れしたというのもプチ不幸。カードの引き落としができなくてカードが使えなかったのもプチ不幸です(全て最近あった実話です)。こんなプチ不幸がここのところ毎日のようにあるのです。

 もちろん本当に不幸な人、例えばリストラに遭ったとか離婚したとかクルマで人を轢いてしまったとか、そういう人にしてみれば、そんなどうでも良いようなことで嘆いているのは贅沢だと言われてしまうでしょうし、実際僕もそう思います。ただ、それは例えて言えば末期癌の人から口内炎を痛がっているなんて贅沢だ、と言われているのと同じこと。そうなんだけど痛いものは痛いしなぁ、というところなんです。しかも、口内炎だけならともかく、指先を切ったり、歯も痛いし腰痛だし、最近胃腸も弱くて尿管結石も動いているみたいだし、もう全身ボロボロだよぉ、という感じなわけです。

 ただやはり一番辛いのは冒頭の「ままならない人間関係」なんですけどね。それが解決すればプチ不幸なんてへっちゃらなんですが、へこんでいる時は小さな石も当たると痛いんです。ああ、もしかしたらプチ不幸が多いと感じるのは、いま不幸に対して敏感になっているからなのかも知れませんね。本当なら特に不幸だとも気づかない程度のことを、弱っているから「不幸だ」と思ってしまうのかも。妊娠すると妊婦がやたらと目につくようになるし、子どもが生まれると赤ん坊にばかり目がいくようになります。あれと同じことで、つまり、不幸は不幸を呼ぶ。うーん、悪いスパイラルですね。どこかで切り替えないといけないなぁ。


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