幹事クリタのコーカイ日誌2004

[ 前日翌日最新今月 ]


 
9月22日 ● 通夜、葬儀、また通夜。

 昨日書いたように同日に2人の親しい人を亡くしたために、何とも湿っぽい毎日になってしまいました。伯父の通夜に行き、翌日昼に伯父の葬儀、そして夜には会社の先輩の通夜。昼夜連続公演みたいなものです。ずっとブラックスーツで過ごしてしまいました。

 しかも名古屋市内だったら掛け持ちでもそれほど大変ではなかったかも知れませんが、伯父は知立で先輩は岐阜だったために、どちらもクルマで高速道路を使って移動。加えて僕の実家は小牧なので、母親の送迎もあって1日でかなりの距離を走ってしまいました。名古屋→小牧→知立→小牧→名古屋→岐阜→名古屋。200km超です。

 さすがに先輩の通夜から戻ってきた時にはグッタリしましたが、疲れたのは単に移動距離の長さだけではなかったと思います。何というか、通夜とか葬儀という「死」に向き合う場所に連続でいたことが疲れを倍加させたような気がするのです。

 たださえ「非日常」の場所にいるのは緊張して疲れます。ましてや葬儀というのは、ある種の特別なエネルギーが参列者やその場から出ているような気がします。そこに「遺体」があり、その死を強く悲しむ「思い」がある。そんな場所にいたらエネルギーを消耗するのも無理からぬことではないかと思います。

 葬儀社の人たちのようにそれが仕事であり日常であるのなら別ですが、普通の人間にとってやはり極めて特殊な場所、時間なのです。それを掛け持ちしたら疲れるに決まっています。決してテニスのやり過ぎで疲れているわけではないのです。多分。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。