幹事クリタのコーカイ日誌2004

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9月10日 ● 米ロ対決。

 浅越しのぶがグランドスラムで日本人6人目のシングルスベスト8進出を果たした全米オープンテニス。残念ながら準々決勝でダベンポートに一蹴されてしまいましたが、シード選手を次々撃破してのベスト8は十分な活躍です。

 さて、そのダベンポートは実は4回戦でヴィーナス・ウィリアムズと対戦しています。本来なら準決勝くらいで実現しても良い対決なんですが、ヴィーナスが故障続きでランキングを落としているためにシード順が低くなっていて、こんな早いラウンドで当たってしまいました。

 ダベンポートにしてみればヴィーナス戦の後の浅越戦はかなり楽だったろうと思います。浅越には可哀想ですが、ここで「ひと休み」できたのは、これからの難敵に備えるには良い息継ぎになったことでしょう。

 今回の全米オープンではこのダベンポートvsヴィーナスに限らず、ビッグネーム同士の対戦が早々に実現しています。準々決勝でカプリアティvsセレナ・ウィリアムズ、男子でも同じく準々決勝でフェデラーvsアガシ。早い段階でこうした対戦があるのは面白い反面、準決勝に意外な選手が勝ち残ったりするので興味を削ぐこともあります。

 現に今回の女子シングルスの準決勝はクズネツォバvsダベンポート、カプリアティvsディメンティエバ。今年全豪優勝のエナンも全仏優勝のミスキナもウィンブルドン優勝のシャラポワもいません。ウィリアムズ姉妹も揃って敗退。人気選手がみな消えたという感じです。

 ただ奇しくも2試合ともロシア対アメリカの図式ですから、ロシア勢のグランドスラム3連覇なるか、それとも地元アメリカの威信をかつての女王たちが守るか、冷戦はとっくに終わりましたが、米ロの国対抗として考えれば面白い組み合わせではありますけどね。


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