幹事クリタのコーカイ日誌2004

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9月9日 ● 合併ならスト突入か。

 プロ野球のオーナー連中は近鉄とオリックスの合併を承認し、来季はパ・リーグ5球団での2リーグ制にすると決めたそうです。ダイエーとロッテの合併はダイエーが断ったので話はなくなったとか。だったらライブドアへの売却なり新球団なりを認めて6球団のままにすりゃいいのに、なんとも頑な態度です。

 結局進展がなにもなかったわけですから、これでは選手会は週末スト決行するしかないでしょ。シーズン終盤で優勝争いも個人タイトル争いも盛り上がっているところですし、特に土日は子どもたちも観戦できるチャンス。単純に当日の収入というよりもイメージとして本当にストなんかするのはプロ野球全体にとって大きな損失だと思いますが、それでもオーナー連中が変わらない以上、選手会はストを打つしかありません。

 パ・リーグのオーナー連中が「合併凍結というが1年間で数十億円の損失が出るのにそれを選手会が補填してくれるのか」なんてバカな発言をしていました。これまで広告費とか言ってロクな経営努力もせず赤字を放置しておいて今さら何を言っているのか。しかも具体的な経営の数字もきちんと公表していないのに数十億円の赤字の根拠はなにか。さらに言えば、そんなに経営が苦しくて球団がお荷物だと言うのならさっさとライブドアに売却しなさい、ってもんです。

 もはや誰が見たって巨人頼みの古い体質がここまでプロ野球界の事態を悪化させたことは明らかなのに、それでも変わろうとしないオーナーたちの真意がわかりません。ここで思い切って変革を起こせば、今や極限までマイナスになりつつあるプロ野球のイメージが一気にオセロのようにひっくり返り、多分とてもフレッシュなイメージを作ることが可能だと思います。

 そんなビジネスチャンスだと思うのに、ビジネスの達人であるはずのオーナーたちがそれを理解できないのがわかりません。それとも彼らは本当にもはや耄碌したボケ老人ばかりなのでしょうか?


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