日曜日にひいた風邪は、月曜日、火曜日と猛威を振るっていましたが、今は少しずつ回復途上にあるという状態です。この２日間は仕事が忙しくて「ぜーぜー」言いながら出社していましたが、火曜日朝頃がピークだったような感じで、午後から若干楽になってきました。この調子なら週末にはすっかり良くなっているのではないかと楽観視していますが、周りからは「夏風邪は長引くというから気をつけた方がいい」と脅されていますので、油断は禁物なんでしょう。

　風邪でも仕事していると、昔ひどい目に遭ったことを思い出します。もう５年前のことです。こちらに当時の「コーカイ日誌」がありますが、１２月に風邪を引いて、その時は熱が38度を超えていました。それなのに千葉の幕張までプレゼンに行かなければならなかったのです。さすがに上司に代わって欲しいと言ったのですが、「何とかやってくれ」と言われて、仕方なく新幹線と京葉線を乗り継いで幕張まで行きました。

　自宅から幕張まで片道４時間。京葉線に揺られている時は「このまま倒れて死ぬんじゃないか」と思うほど辛かったのを覚えています。現地で何をどう喋ったのか定かではないのですが、プレゼンで２０分喋り倒して、そのまままた４時間かけて家まで帰りました。無理が祟って、せっかく少し回復に向かっていた風邪がまたひどくなったのを覚えています。

　元々そんな仕事に情熱をかけて倒れるまで頑張るタイプじゃないだけに、この出来事はかなり印象的でした。その時に思ったのは、とにかく風邪は最初が肝心。すぐに薬を飲んで寝れば、それほどひどくならずに済むものです。ただ38度くらいの熱なら気力でその場は乗り切れるのも事実。今回はそこまでひどい風邪ではなかったので、強引に乗り切った感じがします。