幹事クリタのコーカイ日誌2004

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7月24日 ● 録画しただけの番組。

 最近、テレビドラマを録画しても、なかなか見る時間が作れません。特に今月のように土日はずっとテニスをしていると、週末にまとめて見るということができないのでたまっていく一方です。

 いまだ見ていないのが先週日曜日の『新選組』『逃亡者』、木曜日の『人間の証明』、そして昨晩の『世界の中心で、愛をさけぶ』。都合4本4時間弱。しかもレンタルDVDも借りてきていて、それも返却が日曜日なのです。

 なのに今週土日は毎年恒例のウィルソンカップ。例によって早起きして朝から試合なので、きっと家に帰ってきてもぐったりしてしまってドラマを見る根性が起きないんですよね。疲れている時は「ぬるい」バラエティが一番ですから。重いドラマはとても見られません。

 昔はこんな悩みはありませんでした。ビデオがない時代というのは、テレビは一過性のメディア。見逃したら終わり。一期一会でした。それだけに見たい番組に向かう姿勢も真剣だったような気がします。今は便利になった分だけ、いい加減に向き合っています。

 似たようなことでは携帯電話出現以前と以後の待ち合わせがあります。携帯がなかった頃は、待ち合わせる時は時間と場所をかなり細かく決めて、その上でいざという時はどうやって相手に連絡するかも考えていました。ところが最近は「じゃあその頃に電話するね」で終わり。後は適当な時間に電話して場所をアバウトに決めて、いざ会う時はお互いに携帯で電話しながら相手の姿を探すという風になってきました。便利な反面、待ち合わせに臨む姿勢がやはり適当、いい加減になってきたとも思います。

 もっとも、テレビ番組や待ち合わせに際しての姿勢がいい加減になってきたからと言って、特に問題があるわけでもありません。それはあくまでもオジサンのノスタルジー。そりゃ比較すれば今の方が利便性で圧倒的に優っていることは確実です。

 ただ全く見ることができないのと、見ようと思えば見えるんだけどその時間がなくて結局見ないというのでは、ストレスが全く違います。便利になったことでつまらないストレスを抱え込むのだとしたら、やはりどこかですっぱりと割り切るしかないでしょうね。


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