幹事クリタのコーカイ日誌2004

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6月20日 ● できるようになる喜び。

 目標を持つ、努力をする、達成する。このステップをきちんと踏んで、何かができた時の喜びというのは素晴らしいものがあります。子どもの頃は好むと好まざるとに関わらず、そういう努力を強いられる環境にありましたが、ある程度の年齢になると自分で目標設定をしない限り、なかなかそういう努力をする機会がありません。

 僕の場合はテニスという趣味があるお陰で、常に目標を設定でき、そのための努力も惜しまずに頑張れます。むしろ、その努力をするための環境作りの方が大変です。つまり、毎日でもテニスしていたいのに、真っ当な社会人としてはなかなかそうはいかないということが問題です。

 テニスにおける目標と言っても、いろいろあります。大会で優勝するとか、自分より上のプレーヤーに勝てるようになるとか、こういうショットが打てるようになりたいとか。さまざまなレベルの目標をいくつも設定して、ひとつずつ目標をクリアしていくのが、テニスに飽きずに長続きしているコツなのでしょう。

 いまいくつかある技術的目標のひとつとして、バックハンドのリターンがあります。スライスでショートクロスに打つこと、そしてフラットでサービスダッシュしてきた相手の足元に沈めること、このふたつができるようになればと思っています。

 もともとフォアのリターンは得意ショットなので、僕のプレイを知っている相手は大抵サービスをバックに打ってきます。甘ければ回り込んでフォアで打つのですが、回り込みフォアハンドというのはどうしてもオープンスペースができますから、やはり理想はバックできちんとコントロールすること。厳しいサービスがバックにきたら、スライスでショートクロスに沈める、少し甘ければフラットでセンターに叩く。これが最初にうまくいけば、そうそう相手もバックばかりにサービスを打ってこられなくなりますから、得意のフォアで打てるようになる機会も増えるわけです。

 今年に入ってからかなりリターンの時に意識して打っているんですが、昨日の練習ではかなりの確率でうまく打つことができました。特に1本、少しボディに近いところからフラットで叩いたら、リターンが相手の足元にズバッと決まった時は「オレはサンプラスか?」と思うほど、かなり気持ちよかったです。

 先ほども書いたように学生のように毎日テニスができるわけでもありませんから、少ない練習時間の中で頭を使って工夫しながら上達していかなければならないのですが、逆にその制約の中でやることに楽しさを感じてもいます。


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