幹事クリタのコーカイ日誌2004

[ 前日翌日最新今月 ]


 
6月16日 ● “おじさま”のススメ。

 こちらの日記を読んでいたら、若い女の子に「経験豊かで経済的にも余裕のある男性」と付き合うことをお勧めします、という意味の文章がありました。別に彼女は援助交際を推奨しているわけではなく、「余裕あるおっちゃんはがっついていない(人が多い)し、何より学ぶ所が多い」からだそうです。

 “おっちゃん”としては、何とも言えない微妙な気分ですね。なにせそういう「余裕あるおっちゃん」も確かにいるだろうけど、そうじゃないケースがとっっっっても、たくさんあることを知っているからです。「コーカイ日誌」の読者ならすぐにMっちゃんを思い浮かべることでしょうが、彼のような人は決して特殊ケースではありません。世の中の中年男性のほとんどが、実はMっちゃん的要素を持ち合わせています。違うのは、みんなMっちゃんほどオープンではないし、もう少しの自制心と羞恥心を持っているというだけです。

 ただ本当に「余裕あるおっちゃん」は、がっつていないというのも確かに間違いないでしょうから、「Mっちゃん化」する確率は低いと思います。女の子に対して余裕があると言うことは、それだけ彼女のことを冷静に観察していて、成長できるように愛情を持ってリードできるということです。当然「学ぶ所が多い」でしょうし、実際楽しい思いもたくさんできると思います。若い女性の立場から見て、そういう素敵な“おじさま”を見つけたら、お付き合いしてみるのも悪くないと僕も思います。

 問題は、だからと言って若い女性が誰でもそういう「余裕あるおっちゃん」と付き合えるかというと、これまた別の話だと言うことです。僕が「余裕あるおっちゃん」だとは言いませんが、同じ中年男性の立場で見た時に、少なくとも今の20代の女性で、そういう「見返り」も期待せずにヒギンズ教授のように付き合いたい女性はとても希少だと思います。「若い」だけではダメ、ルックスだけでもダメ、中身まで問うてそれでも合格点を出せなければ「余裕あるおっちゃん」は付き合わないでしょう。優れた男性は当然付き合う相手も選ぶということです。

 いつの時代も「いい男」「いい女」は数が少ないというのは変わりません。「素敵なおじさま」と「単なるおっちゃん」の比率が多分1:9くらいだとしたら、競争率が高くなるのも仕方ないでしょうね。それと、「単なるおっちゃん」のくせに「素敵なおじさま」ぶっているエセもたくさんいます。お気をつけて(って、オマエのことじゃないか、という突っ込みはご勘弁を)。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。