毎日こうして日記を書いていると、当然自分の関心や興味の持ちようがバレバレになるわけです。分析的にこのサイトをご覧になっている方がどれだけいるかわかりませんが、少なくとも自分自身では毎日ここに書いている内容に自分自身の心理状態が投影されていることがわかります。

　スポーツネタばかり書いていたり、テレビネタばかり書いたりする時期があります。かと思えば男女関係について考察ばかりしている時もあります。どうしてもその時期によって内容が偏向するのです。

　で、最近どうかと言えば、これが日常雑記ばかり。自分でも「こんなことしか書くことがないのか」と思いますが、実はそんなことが現在の自分の関心事なんですね。毎日をどうやって楽しみながら暮らすかに興味があるから、ついつい毎日どうやって生活しているかを書いてしまうのです。

　日記才人のランキング推移を見ればわかるのですが、この「コーカイ日誌」の順位が大きくランクアップするのは大抵時事ネタか芸能ネタの時です。小泉がどうしたとか、ＳＭＡＰがこうしたとか書くと、どーんと得票があって順位が上がります（あとはＭっちゃんネタ）。逆にテニスネタと日常雑記は受けが悪いこともわかります。そもそもテニス好きはweb日記なんて読まないのかも。みんなＰＣの前に座っているよりもコートに立ちたい人ばかりだから。

　とは言え、読者の「受け」だけ狙って書くと疲れちゃうので、やっぱり好きなことを勝手に書くわけですが、それでも何かは書く、言い換えれば「書かない」という選択肢がないだけ、僕の「血中日記書き濃度」の高さは相当のものかも、という気がします。と言うよりも、何か見えないものに「書かされている」のかも知れません。だからこそ、内容がその時の心理状態に大きく左右されるわけです。

　もっともいくら「書かされている」とは言え、実は「書かない」ジャンルもあって、関心がそこに向かっている時も自制はしています。ただ他に書きたいことがない時は、結構「書かない」という縛りが自らの首を絞めるんですけどね。裏日記を書こうかと思うのは、いつもそんな時です。まだ書いていないですよ。時々思うだけで。