幹事クリタのコーカイ日誌2004

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4月25日 ● 夏と冬を行ったり来たり。

 先日名古屋でも観測史上もっとも早い真夏日を記録。まだ4月を一週間以上残して30度を超えるなんて常軌を逸しているなぁ、なんて思っていたのに、金曜日からまた寒さが戻ってきてしまいました。高山ではなんと雪が舞ったとか聞くと、今が夏なのか冬なのかわからなくなります。

 もちろん4月は春なんですけど、年々春という季節が短くなってきていて、冬から夏へといきなり切り替わっているような気がします。同様に秋も短くなっていますが、どちらかと言うと春の短さの方が印象的です。

 桜が咲く頃までは冬服を手放せないのに、ゴールデンウィークにはすっかり夏衣装。実質的な春というのは4月上旬から下旬までの三週間くらいしかありません。その短い春の間に30度を超える陽気があったりするのですから、春という季節はこのままでは崩壊寸前です。

 それに比べると秋はまだ比較的長いです。9月下旬のお彼岸を過ぎた頃から秋めいてきて、11月半ばまではしっかり秋。およそ2ヶ月くらいは秋があります。温暖化が進んだことで、冬の訪れが遅くなっているせいもあって、秋はまだ長いと感じているのでしょう。

 いずれにしても四季のある美しい国、というのが日本の「売り」なのに、このままでは夏と冬の「二季」しかなくなってしまいまそうです。メリハリがあるのは普通は良いことですけど、季節に関してはもう少し「曖昧な季節」が続くように努力を重ねていただきたいと願っています。誰が努力したら良いのかよくわかりませんが。


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