幹事クリタのコーカイ日誌2004

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4月15日 ● 変態は変態を知る。

 先日の植草早大教授の「手鏡パンツ覗き」事件について、その方面での大家(?)でもある我らがMっちゃんは、「植草にはシンパシーを感じる」と擁護する発言をかましてくれました。

 Mっちゃんによれば、ポイントは「手鏡」なんだそうです。ちょっと考えればわかるように、手鏡を使って女子高生のスカートの中を覗いても、光量が足りずにとてもクリアには見えないと思います。直接覗くか、デジカメもしくはビデオで撮る、という方が「見る」という行為そのものにおいては、はるかに有効な手段です。

 ところが敢えて植草は「手鏡」を持参し、それで覗くという手段を選んだ、そしてそこにMっちゃんは「男のこだわり」を感じるのだそうです。すなわち、不便で見づらいとわかっていても、植草はきっと「手鏡」を通してパンツを見なければ嬉しくないのだろう、と言うのがMっちゃんの見解です。「植草、男やなぁ」というのが感想です。

 男は妄想の生き物です。女性からは男は即物的だと思われていますが、実は妄想することで、どんどん女性に付加価値をつけていき燃え上がっているのです。女教師だったりナースだったり、深窓の令嬢だとか、趣味はピアノとバレエとか、初恋の人とか、隣の奥さんとか、とにかく単なる女性ではなくて、なにかプラスアルファの魅力で男は女性に対してヒートアップできるのです。

 植草におけるそういった付加価値が「手鏡越しのパンツ」だったのでしょう。Mっちゃんによれば、きっと少年時代に手鏡越しに見た憧れのお姉さんの下着姿、みたいな原体験があるのだろう、ということですが、それが本当かどうかはともかく、Mっちゃんのように考えれば植草がなぜわざわざ手鏡なんかで覗いていたのか、という疑問はクリアになります。

 まさに「変態は変態を知る」。Mっちゃんが植草にシンパシーを感じ擁護する発言をしたのを見て、今度はMっちゃん自身が捕まらなければいいなと考えてしまいました。


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