この二、三日のウイルスメールの飛び交い方は尋常ではありませんでした。僕の場合、一日にSPAMメールが約100通、ウイルスメールが10通程度というのが平均だったのですが、一昨日あたりはウイルスメールが一日で300通くらいやってきて、SPAMメールが埋もれてしまったくらいです。

　僕はwebメールしか使用していないし、メールチェックする時の大半はMacだし、もちろん駆除ソフトもインストールしてあるし、各プロバイダごとに全てウイルスチェックもしているので、感染する可能性はほぼ皆無。したがって、僕のメールアドレスでウイルスメールが届いても、それは「なりすまし」ですからご心配は無用です。

　それにしてもこれだけウイルスメールが氾濫するということは、どこかで感染している人が結構いるということです。恐らくはパソコンとかインターネットに詳しくない初心者ユーザーでしょうし、そういう人だからこそ、感染していることに気づいていないか、気づいてもどうして良いかわからずにそのまま放置してあるのではないかと思います。

　この「コーカイ日誌」を読んでくださっている人の中にもパソコン初心者がたくさんいるようです。メールをいただくのも主婦が多く、その半分くらいはパソコンがほぼ「ブラックボックス」状態のようなので、彼女たちが感染したらどうするのかとても心配です。

　幸いなことに、ようやくウイルスメール騒ぎも山を越えたようで、届く頻度も落ち着いてきました。初心者の人は、これを機会にぜひ少しだけ勉強して、ウイルスチェックのソフトをインストールしておくことと、プロバイダのウイルスチェックを申し込んでおくことをお薦めします。少しお金はかかりますが、感染することを思えば安いものだと思いますよ。