幹事クリタのコーカイ日誌2004

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3月21日 ● 春雨でもテニス。

 昨日は朝から雨がパラついていて、果たしてテニスはできるのか、という天気だったのですが、天気予報が夕方から晴れということもあって、疑いも持たずにコートに集まってしまいました。テニスは昼1時からだったのですが、コートに向かっている車中では結構降っていたにも関わらず、コートに着いて待っている間に雨がほぼ上がり、結局ほとんど濡れることもなくテニスをすることができました。

 少し濡れただけですが、春雨はやはり気持ち良いものです。「春雨じゃ濡れていこうか」という台詞は新国劇の月形半平太。こんな言葉、若い人は知らないかも知れませんが、僕たちが子どもの頃は、雨が降って傘も持っていない時はよくそう言って雨の中を駆け出したものでした。

 実はこの台詞、春雨は風流だから濡れていこうという意味ではないという説があります。京都(三条の宿を出る時に言うのです)の春雨は、傘を差してもあまり役に立たない霧雨のような雨が多いからそう言ったのだということで、僕は京都に住んだことがないので実感はできませんが、なるほどそうかもなと思いました。

 とは言え、冬の冷たい雨に比べて、春になると雨までも暖かく風雅な気持ちになる、春を感じるために少し濡れて歩こうか、という意味合いでも十分に名台詞だと思いますし、それだからこそこれだけ広く知られているのでしょう。今日のテニスの時にも「春雨じゃ濡れて打とうか」という気分になりましたから。

 もっとも、雨が降る中でテニスをすると、ボールがすぐにダメになるし、ストリングスも悪くなるので、本当はもちろん濡れない方が良いんですけどね。


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