幹事クリタのコーカイ日誌2004

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3月14日 ● 今年こそグランパスエイト。

 Jリーグが開幕しました。今年はアテネ五輪とその予選があり、またW杯の予選もありで、サッカー界も忙しい年です。ですから、Jリーグの優勝争いを考える時、代表のためにチームの主力がしばしば抜けることも考慮に入れなくてはなりません。

 本来の戦力で比較すれば、横浜、磐田、鹿島の3強に加えて、補強で戦力が充実した浦和が優勝候補に名を連ねるだろうと思います。しかし、これらのチームはどこもA代表及びU-23代表選手を多く抱えていて、最高の布陣で臨める試合はかなり少なくなると考えられます。控え選手の層の厚さが問題になってきますが、それとともに、出る選手に左右されないチームの完成度もポイントでしょう。

 そう考えると、やはり優勝候補の筆頭は磐田、対抗は横浜かな、という気がします。浦和はチームの8人までもが代表にもっていかれてしまうことと、それに伴って補強した選手がチームに溶け込む時間が足りないことから、上位に食い込むのがやっとではないかと思います。

 さて、我が地元名古屋グランパスエイト。毎年毎年優勝争いのダークホースかと囁かれながら、結局真ん中よりは上だけど、熾烈な優勝争いに絡んだことすらないという状態が続いています。天下のトヨタをバックに、ヤンキース、巨人、レアル・マドリード並みの金満球団として、毎年補強もしっかりやっているのに勝てないのは、地元ではフロントが悪いんだろうと思われていますが、僕はそれとともに「そこそこで良い」という雰囲気がこのチームには漂っているような気がしてなりません。ぬるま湯に浸かっているような感じがします。

 しかし、今年はチャンスです。ネルシーニョ監督の戦術もそろそろチームに馴染んでくる頃ですし、得点王ウェズレイにマルケスのFWはリーグトップクラスの破壊力。さらに秋田、岩本というベテランを補強してDFとMFの軸を固めました。GKも日本一の守護神楢崎が健在な上、川島という若いGKを補強して万全です。

 なおかつ上記の代表にほとんど関係ないというのが情けなくもありますが、優勝争いには有利な点です。もちろん楢崎は代表戦に取られてしまいますが、もっとも忙しい五輪組は関係ないので、選手はほぼずっと固定できます。もうグランパスは優勝するしかないでしょ、という状況です。

 これだけ好条件が揃っていながら、でもサポーターはきっと信じていないでしょうね。この10年間裏切られ続けてきて、負け犬根性が染みついているからです。このまま優勝できないとグランパスは阪神になってしまいます。そうなる前に今年こそ、と改めて応援したいです。まず初戦のセレッソ大阪戦は勝ちました。よしよし、です。


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