最高気温が18度、もうゴールデンウィークかなと勘違いしそうな陽気でした。２月下旬と言えば、普通はまだまだ寒くて、でも少し光が春っぽくなってきて、梅が咲き始めて、早春って感じがしていいなぁ、なんて思う時期なのに、こんな汗ばむ陽気では季節感が狂ってしまいます。

　昨日テニスをした公園は、家族連れが遊べるような広々とした芝生広場や遊具、プールに温泉まである県営の大型公園なので、陽気に誘われるように出てきた人であふれていました。

　もちろん天気が良くて、軽快にテニスができるのは我々にとっても良いことなんですが、公園であふれかえった人たちが、テニスコート周辺まで入り込んできたりするのは困りますし、なにより駐車場が満杯で、止めるスペースがなくしかも渋滞までしてしまうのは大弱りです。せっかくテニス開始時間に間に合うように来ても、駐車場でウロウロしている間に遅刻してしまうのです。陽気が良いといつもこうです。

　と言って、陽気のせいだけにしていては何の解決にもなりません。僕はこれは公園が完全に無料で使えることに問題があると思います。我々テニスプレーヤーは当然テニスコートを予約をして料金を払って使っています。有料メンバーです。ところが、公園に家族連れやデートで遊びに来ている人々は全く無料で公園施設を利用しているのです。

　もちろん芝生広場や遊具を有料にしろとは言いません。その程度は県民の税金で運営したっていいでしょう。しかし、お金を払って利用している客が、無料の客に迷惑を被るというのはちょっとおかしいと思います。少なくとも、お金を払っている分だけは権利を侵されないように守って欲しいものです。

　具体的には有料施設を利用する客のための専用駐車場スペースを設けるとか、パスを発行してそれを持っていないと通れない場所を作る（テニスコートに関係ない人間は入れないようにして欲しい）とかしても良いでしょう。もしくは駐車場を全部有料にして、有料施設利用客だけ駐車料金を無料にするとか。

　これから春になるとともにどんどん人出は多くなります。毎週昨日のような目に遭うのかと思うとウンザリです。公営公園の有料化は地方自治体の赤字解消にも少しは役に立つかも知れません。真剣に考えて欲しいものです。