幹事クリタのコーカイ日誌2004

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2月9日 ● 参院予備選の公開討論会。

 誕生日が日曜日ともなると、普通はのんびりと過ごせそうなものですが、昨日はなんとも忙しい日になってしまいました。

 まず午前中から実家に行って、父親の入院に付き添います。幸い個室が用意してもらえたので、荷物をせっせと運び込みます。母親は今夜泊まり込んでいくつもりだったので、個室じゃないと辛いところでした。月曜日に手術をしてしまえば、後は集中治療室に入ってしまうので、母親も一晩はのんびりできることでしょう。もっとも退院してからがまた大変ですけど。

 そして病院からすぐ近くで、愛知県の自民党参院予備選の公開討論会があったので顔を出します。先日も書いたように会社の後輩でテニス仲間のT西が担ぎ出されて戦っている党員選挙です。初の予備選ということで全国的にも注目を集めている(と言っても、ごく一部の政治好きの間だけですが)この選挙、公開討論会も土日に愛知県内5ヶ所で行われました。

 僕が見に行った小牧の討論会はすでに4ヶ所目なので、T西も少しは話し慣れてきていたようです。他の二人が60代の政務次官クラスの政治家であることを考えると、単なる30代のサラリーマンが彼らを相手に公開討論会をするのがどれほど大変かは想像がつきます。

 実際、具体的に自分たちの実績を挙げながら、外交防衛問題、経済問題、社会保障問題などをとうとうと語る相手にくらべ、全く政治経験のないT西にはなんら具体的なことは言えません。ひたすら自分のよって立つ場所と姿勢を主張することしかできませんでした。

 それが会場を埋め尽くした自民党の党員であるオジサンオバサンおじいちゃんおばあちゃんたちに対して「頼りない」と映ったのか、「期待したい」と思われたのかは残念ながら僕にはわかりませんでした。「未熟」と「若さ」は紙一重ですからね。

 ただ興味深かったのは、何でもない普通のオジサンオバサンである彼らが、実は自民党の党費をきちんと払って政治に興味を持ち何らかのアクションを起こしている人たちであることです。政治の「せ」の字も知らないし全く興味もない人が多い若い世代に比べて、50代60代の政治参加意識の高さは驚きべきものでした。

 このままでは未来永劫、若者に受ける政治なんてあり得ないなと思いました。そんなことしたって全然票にならないわけですからね。ちょっと別の意味で考えさせられました。

 

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