明日は僕の誕生日です。誕生日と言えばプレゼントなわけですが、中年男に何を渡せばいいのか、悩む人はかなり多いようです。女性相手ならアクセサリーかコスメ、バッグ、財布、靴、時計など、お値段もピンキリでご予算に合わせてお選びください、ってところなんでしょうが、男性は何が欲しいのかよくわからないから難しいと女性に言われます。

　欲しいものは人それぞれでしょうが、実は男だって女性とそれほど考え方に大差はないと思います。先ほど挙げた女性へのプレゼント品目がほとんどファッション関係のものであるように、男と言えども、基本的には身に付けるものが一番無難だと思います。困るのは置物系とかアイデア商品。受け狙いでもいらないことがほとんどです。

　安いものならハンカチ、ソックスあたりから、携帯ストラップ、マフラー、手袋（基本的に暑がりなのでまずしませんけど）、ネクタイ、財布、バッグ、ベルト、靴、時計。さらにジャケット、スーツということになるんでしょうが、そうなると一緒に買いに行かないとサイズが合わない可能性もでてきます。

　いま挙げたようなものは、ほとんどどれも過去に貰ったことがありますが、僕が一番嬉しいのはネクタイです。人によっては、ネクタイは女性にリングをプレゼントするくらい深い意味があるから、簡単にあげられないとこだわる人もいますが、僕はあまり気にしません。と言うか、そういう人がくれると気持ちがこもっているんだなぁ、と嬉しいくらい。

　ネクタイはいろいろ種類があっても困らないし、季節を問わず身に付けることができるし、結構長く使うことができるし、価格的にも手頃だと思うので、プレゼントとしては一番。貰うと素直に感謝します。

　あと、僕の場合はテニスグッズというのもありがたいです。Ｔシャツ、トレーナー、ソックス、キャップ、タオル、ラケットバッグなど。シューズやラケットでも良いのですが、これは一緒に買いに行ってお金だけ払ってもらうということになりますので、嬉しい反面、ちょっと味気ないことも。

　いずれにしても、前にも書いたように気持ちのこもったプレゼントなら何を貰っても嬉しいものです。僕は大喜びしますよ、なんて、これだけ宣伝しても、きっと身内以外は何もくれないんだろうな。「気持ちが嬉しいのなら、気持ちだけ」という人は結構いそうですけど。