幹事クリタのコーカイ日誌2004

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1月26日 ● メルボルンから帰ってきました。

 メルボルンからようやく帰ってきました。もっとも、向こうにいたのは実質3日半ですから、それほど長くはなかったのですが、移動時間が乗り換えも含めて片道20時間近くもかかったので、とても遠かったという印象でした。成田からならメルボルンは直行便がありますが、名古屋からだとケアンズ、シドニーを経由するのでどうしても長旅になってしまいます。

 しかし、それだけの苦労をしても行った甲斐があった旅でした。テニスの4大大会のひとつである全豪オープンを2日半見て堪能し、さらにメルボルンでテニスまでしてきたのですから、テニス愛好家としては大満足です。

 全豪オープンは素晴らしい大会でした。センターコートで行われるビッグネームの試合も良いのですが、それ以上に僕が面白かったのはグランドコートと呼ばれる隅っこのスタンドもない普通のコートで、テニス好きの間では知られた選手が何気なく試合をしているのが良かったです。

 日本に呼べばそれなりに金の取れる有名選手が、観客10人くらいの中で戦っていて、それをすぐ間近、距離にして3メートルくらいのところからじっくり見られるのですからたまりません。グランドコートで僕が見た主な選手は、シュトラー、キーファー、コンチタ・マルチネス、ミスキナ、ズボナレワ、マグダレバ・マレーバ、クレマン、ナダル、カルロビッチ、浅越、小畑、トーマス嶋田など。

 トップ10の選手をすぐ目の前で見られるなんて、かなり幸福です。200kmを超えるようなサービスをコートに立っているのに近い感覚で実感できるなんて普通考えられません。もちろん、センターコートや、それに準ずるちゃんとした観客席のあるコートに行けば、アガシやヒューイット、エナン、クリスターズ、フェレーロ、サフィン、ヘンマンと言ったビッグネームの試合も見られます。どれと言うわけではなく、同時に行われているこれらの試合を自分で適当にピックアップしながら観戦できるのがグランドスラム大会の良いところです。

 さらに楽しいオマケは、有名な選手がそのあたりを歩いていること。いきなりハンチュコバにすれ違ったり、観客席のすぐ側で杉山愛が座っていたり、ナブラチロワやフェデラーが練習しているのをコートサイドでずっと見ていられたり。選手と観客の距離がすごく近くて、一体感があるのです。  あまりにも夢のように楽しい体験だったので、ぜひまたグランドスラムを見に行きたいと痛感しました。ウィンブルドンや全仏ももちろん行きたいのですが、お金も時間もかかる上にプライドも高そうなので、今度は全米あたりが狙い目かな。その前にまずお金貯めなきゃ。


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