うちの小４の娘は勉強は大嫌いで算数なんかからっきしダメですが、芸術関係は大好きです。もっとも努力家というほどでもないし大して才能もないので、将来有望というわけではなく、あくまでも「下手の横好き」レベルですが、何にせよ嬉々としてやっていることがあるだけでもマシというものです。

　先日は区内の小中学校が集まって催される連合音楽会があり、娘は小学校の音楽部として出演。しかも指揮者を任されてしまいました。4〜6年で構成される音楽部でなぜ4年生の娘が指揮をするかと言えば、単に他にやり手がなかったというだけのことなのですが、それでもプログラムにちゃんと名前が印刷されるので張り切りぶりはなかなかのものでした。

　また来月早々には小学校の作品展があり、そちらのプログラムにも娘の絵が使用されました。もちろん名前も載っています。立て続けに学校関係の行事で名前が売れてしまい、何となく娘も低い鼻が少し高くなったようです。

　さらに、先週は娘が幼稚園から通っている「お絵描き教室」の展覧会が名古屋市博物館内の展示室で行われました。「お絵描き教室」と言っても、実は大学生や大人も学んでいるので、展覧会には立派な作品がずらっと展示されていたのですが、その中に娘のパステル画も三点ありました。

　その中の一点が先生からもベタ誉めだったので、どんな作品かと思って見たら、確かにちょっと良い雰囲気です。黒猫のぬいぐるみとワインボトルと花を描いたものですが、色の構成などがあか抜けていて、ちょっと娘が描いたものに思えません。「これ全部自分で描いたの？」と聞いたら、「当然じゃん」という答。いつの間にやらこんな絵まで描けるようになったのかと、ちょっとビックリしてしまいました。油断してデジカメも持たずに行ったので、仕方なく携帯のカメラでパチリ。待ち受け画面にしたりして、ちょっと親バカしてみました。