幹事クリタのコーカイ日誌2003

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10月9日 ● ゴジラに会った。

 昨日は東京出張。一昨日の夜から新宿に泊まったので「コーカイ日誌」の更新ができませんでした。「あれ?」と思われた方、すいませんでした。

 で、久しぶりに泊まりで東京に出張したのは、実はゴジラのスチール撮影してきたからです。野球の“ゴジラ”こと松井秀喜じゃないですよ、本物のゴジラ。もちろん、僕はカメラマンではないので実際にカメラを構えてシャッターを切る訳ではなく、単に撮影に立ち合っていただけですが、なにせ相手はゴジラです。これは行かねばなりません。

 そう思ったのは僕ばかりではなかったので、今回は制作スタッフがみんな成城の東宝撮影所に集合してしまいました。撮影するゴジラは今年暮れに公開される新作の本物。その着ぐるみに映画で実際に演技をしたゴジラ役者さんに入ってもらい、映画と同じ照明スタッフで、映画を作った東宝撮影所で撮ったのですから、まさにバリバリの本物ばかりです。

 実際に見たゴジラは迫力満点でした。中に入る役者さんの大変さ(撮影の時は5〜10分も入っていたら限界だとか)、また映画撮影のいろいろな苦労話もうかがうことができましたし、撮影途中には映画を撮った手塚監督も顔を出してくれました。

 ゴジラにいろいろポーズを取ってもらうたびに、我々は「おおーっ」と歓声をあげ「やっぱ迫力あるな」「カッコイイ」と子どものように喜びあっていました。今まで売れっ子のアイドルや女優の撮影にも立ち合ったことがありますが、今回のゴジラほどみんなが嬉しそうに目をキラキラさせて撮影した経験はありません。

 最後はみんなニコニコ顔でゴジラと記念撮影。帰り道、成城の住宅街を歩きながら「そう言えば今回女性のスタッフが一人もいなかったね」と言う話になりました。普通撮影というとスタイリストやヘアメイクなど女性スタッフが誰かしらいるものですが、今回のゴジラ撮影チームは男ばっかり。スタジオの中にはクライアントから東宝宣伝部の人まで総勢20名以上いたのですが、とにかく全員男でした。だからこそ、余計にみんな少年気分で撮影できたのでしょう。ガキの頃は「女なんか入れてやらないもんね」と思って遊んでいたものですが、まさにそんな気分の一日でした。


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