幹事クリタのコーカイ日誌2003

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9月3日 ● 全米オープンテニス。

 グランドスラム最後の全米オープンテニスがたけなわです。すでに日本期待の杉山愛は第15シードとして4回戦に進出、きちんとシードを守っています。次はいよいよ伊達公子以来のベスト8をかけて戦うわけですが、多分今の調子なら可能性は高いと思います。そして準々決勝ではダベンポートが相手。ここからが本当の勝負でしょう。

 またもう負けてしまいましたが、浅越しのぶと小畑沙織も3回戦まで進みました。浅越はマリー・ピエルス、小畑はエナンと強豪に敗退してしまったので仕方ありませんが、ウィンブルドンでも杉山以外に浅越が4回戦、森上亜希子が3回戦までいきましたし、いよいよ日本女子テニス復活も本格的になってきたようです。

 さらに杉山はクリスターズと組んでダブルスでグランドスラム3連覇がかかっています。第1シード、そして全米のハードコートは得意としているだけに、こちらも期待大です。最大のライバルはもちろん全仏・ウィンブルドンの決勝で対戦している第2シードのスアレス&ルアノ・パスカル組ですが、その前の準決勝で当たる第4シードのナブラチロワ&クズネツオバ組が不気味です。

 さてシングルスの優勝争いの方ですが、女子は無敵のウィリアムズ姉妹欠場で、クリスターズとエナンのベルギー対決が濃厚です。ただ準決勝ではベルギー勢にダベンポートとカプリアティのアメリカ勢が激突することになりそうですから、地元の応援もあって白熱することは間違いありません。

 男子は相変わらず先が読めません。ただ4回戦まで1〜8までの上位シードが全員順当に勝ち残ってきていますから、ここから先の強豪対決が大いに楽しみです。本命はアメリカのベテランアガシ、対抗はやはりアメリカの新鋭ロディックだと思います。この2人のアメリカ人が決勝で対戦することになればかなり人気を呼ぶと思います。両方とも華がある選手で、アメリカ人が大好きなタイプだからです。

 問題は、ロディックが準決勝で当たるはずのフェデラー。ウィンブルドンでは完敗でしたが、地元ではそう易々とは負けるわけにはいきません。またアガシもヒューイットかフェレーロが勝ち上がってくると思うので、どちらにしてもタフな準決勝になりそうです。

 ところで、僕の注目は第5シードのギレルモ・コリアです。今年ぐんぐん成長している注目の選手。コリアはそろそろ大舞台でスポットライトを浴びてもいい頃です。準々決勝でアガシと対戦することになりますから、今大会個人的には注目の一戦です。


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