大型で勢力の強い台風10号が今まさに西日本を襲っています。これを書いている時点で多分四国から近畿地方へと移動しつつあるところで、9日朝には東海地方に最接近するとか。テニスは多分できません。ヨネックスのラケットの試打会をする企画があるのですが、このままでは九分九厘中止にせざるを得ないでしょう。

　それにしてもこの台風10号は夏台風の速度の遅さと、秋台風の日本直撃コースという双方の悪い所どりだそうで、各地で相当な被害が生じそうです。ゆっくりと日本を縦断されるのはかないません。夏台風のコースだったら、もしくは秋台風の速度だったら、我々のテニスだって多分問題なかったのに、と思います。

　それにしても今年は異常気象続きです。特にこの冷夏は農作物への影響がかなり心配されますし、夏物衣料やエアコン、冷菓、清涼飲料水、ビール、プール、海水浴場などの売り上げが極端に落ちそうで、景気回復へブレーキをかけることは間違いないでしょう。

　その上、東北地方では未だに地震が続いています。東海地震、東南海地震だっていつ起きるかわからないのです。こうなると火星が大接近していることも、天変地異を呼ぶ悪い予兆なのではないかと思ってしまいます。まさに「禍々しい赤い凶星」の雰囲気です。

　もっとも、地震、台風、豪雨、冷夏とたて続く天変地異を呼んだのは、実は阪神タイガースの独走かも知れないので、昨日書いたようにここからガタガタと阪神が転げ落ちていけば、もしかしたら自然界も落ち着きを取り戻すかも。阪神優勝の経済効果よりも天災による被害額の方が上回りそうなので、阪神には大人しくしていてもらいましょう。