幹事クリタのコーカイ日誌2003

[ 前日翌日最新今月 ]


 
7月20日 ● 無敗神話でも4位。

 名古屋グランパスエイトがまたも引き分けました。相手はガンバ大阪。優勝争いとは無関係でモチベーションが低いはずの相手に引き分け。しかも、守護神楢崎がレッドカードで退場するというオマケ付き。首位を争う市原と磐田の頂上決戦がまだですが、3位の横浜Fマリノスが勝ったこともあって、4位のグランパスの優勝可能性は、ほとんどなくなりました。

 ここまで無敗とは言え、5勝8分けとこれだけ引き分けばかりでは勝ち点が伸びません。いっそ今季だけはプロ野球のように勝率で争うことになっていれば、勝率10割と間違いなく優勝できたのですが、現実には残念極まりない「無敗の4位」です。

 それにしてもルールはルールとは言え、これは矛盾を含む制度だと思います。グランパスはどこのチームにも負けたことはないのです。勝つか引き分け。自分たちよりも強い相手はいなかったことを証明してきたのに、現実には3チームも上位がいるなんておかしいじゃありませんか。本当の勝者はグランパスだ、と叫びたい気持ちも少しあります。

 もちろん本気でそう思っているわけでもないんですが、ちょっと悔しいのは事実。まあいくらなんでも弱いチームに引き分けをし過ぎました。慎重に守ってばかりで得点が取れないのでは面白くありません。イタリアのサッカーよりもブラジルのサッカーの方が見ていてわくわくします。

 ベンゲル監督時代のグランパスのサッカーはブラジルというよりもフランスの「シャンパンサッカー」に近いイメージでした。華麗で美しい攻撃型サッカーで、あれこそプロの魅せるサッカーでした。同じ4位なら、ああいうサッカーをしてくれたら少しは満足できるんですけどね。

 残り2試合。ここまできたら、もういくら引き分けてもいいから、負けずにシーズンを終えて欲しいと思います。最後にポロッと簡単に負けて結局5位でした、みたいな結果に終わったら、本当につまらないシーズンになってしまいますから。

 

とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。