幹事クリタのコーカイ日誌2003

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7月6日 ● やっぱり妹。

 ウィンブルドン開幕前に予想した通り、女子シングルスはウィリアムズ姉妹がベルギー勢を下して直接対決、そしてまたも妹が姉に勝って大会連覇を果たしました。もう姉が妹に勝つことはないのでは、という僕の予感はズバリ的中してしまいました。

 それにしても凄まじいボールの打ち合いでした。普通ならエースになるようなショットを切り返し、それをまた信じられないようなショットで打ち返す、そんなラリーが続いてようやく1ポイントが決まるのです。お互いのプレーを熟知しているからこそできることなのかも知れませんが、やはりこの姉妹のテニスはレベルが違います。

 残念ながらヴィーナスが故障を抱えていたために、後半は一方的な展開になりましたが、故障していても妹以外には勝ててしまうところが、今の女子テニス界の現状です。ベルギー勢を筆頭に、この姉妹に肉薄している選手はいますが、未だに上回っているどころか肩を並べてさえいないようです。お互いが最高のヒッティングパートナーになっている姉妹だけに、追いつくのはなかなか至難の業でしょう。

 さて、男子シングルスはこれも僕の予想通りにロジャー・フェデラーが勝ち上がってきました。準決勝のロディック戦で見せたフェデラーのプレーは完璧で、あれでは誰も勝つことができません。決勝戦の相手は「スカッド」と呼ばれる強力サービスを持つマーク・フィリポーシス。故障を克服してここまでやってきました。どちらが勝っても初優勝です。僕の予想では7-3でフェデラー有利だと思いますが、果たしてどうなることやら。

 

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