幹事クリタのコーカイ日誌2003

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6月28日 ● 『動物のお医者さん』最終回。

 ウィンブルドン呆けしていて書き忘れていたのが『動物のお医者さん』最終回。今回のドラマで唯一最後まで見続けたのがこれでした。もちろん原作の大ファンですから、いろいろ文句をつけたくなるところがあったにはあったのですが、映像の力は偉大でした。最後はすっかりドラマ版『動物のお医者さん』を容認していました。

 原作にかなり忠実な映像化に努力したスタッフの力は大きかったと思いますが、なによりも俳優陣がそれぞれに役を解釈して自分のものにしていたのが素晴らしかったと思います。江守徹、草刈正雄、岸田今日子、和久井映見らベテランは当然としても、ハムテルの吉沢悠、二階堂の要潤の二人は本当によく頑張ったと思います。

 年配の人々は役のキャラクターがハッキリしていたので掴みやすいだろうと思いますが、若手は普通の若者なので特徴を出すのが難しいと思います。それをうまくカリカチュアして表現したのは役者と演出家の二人三脚の努力でしょう。

 惜しかったのは小夜ちゃん役の加賀美早紀。本人は頑張って演じていたのはわかったんだけど、見た目が派手な美人過ぎて、どうしても白衣の研究室では浮いてしまっていたのです。あんな美人がいるのに、みんなが普通に接しているのがおかしいという感じ。あれだけはキャスティングミスでしょう。

 とは言え、当初はチョビやミケ、ヒヨちゃんなど動物たちのそっくりぶりだけが見どころかと思ったのに、ここまで原作のファンを魅了するとは恐るべしテレビ朝日という感じでした。

 

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