今クールのドラマはどれもこれもつまらーん！と怒ってはいますが、そうは言いながら『動物のお医者さん』は毎週欠かさず見ていたりします。原作をなぞっているだけならドラマ化するんじゃないよ、と思っていたのに、毎週見ているうちにどんどん自分がドラマに馴染んできてしまって、もともとそっくりなチョビやミケやヒヨちゃんや漆原教授はもちろん、最初は何だかなぁ、と思っていた草刈正雄の菅原教授も岸田今日子のタカさんも、今ではあまり違和感がなくなってしまいました。

　『動物のお医者さん』が面白いのは良いとして、残念なのは『ホットマン』の七海ちゃんが見られないことです。このドラマ自体は特に可もなく不可もなくなのですが、七海ちゃんを演じる山内菜々ちゃんが常軌を逸して反則的に可愛いのです。親や祖父母にしてみれば理想の幼稚園児。チョビも可愛いがナナちゃんも可愛いので、裏番組であることを恨みたくなります。と言ってもドラマ自体はどっちでも良いので、わざわざビデオに録るほどでもないしなぁ、というのが余計に惜しいところ。

　で、昨晩は珍しくテレビ朝日系列が巨人戦を中継していて、放送延長になったため『動物のお医者さん』の放送が35分遅れました。これ幸いと『ホットマン』を見てしまいました。まともに見たのは久しぶりでしたが、まあナナちゃんが可愛いのはともかくとして、ドラマはなんだかしゃっきりしない展開ですね。折角あれだけ旬なキャストを揃えたのだから、もう少しマシな脚本を書けば良いのになぁ、と思ってしまいました。視聴率が上がらないわけです。

　ついでに『動物のお医者さん』を見てからチャンネルを替えて途中から見た『ムコ殿2003』。奇妙な生放送部分を挿入していましたが、あれを生にしてどんな意味があるのか不明でした。ドラマ自体も無理矢理泣かせようとしているけど、それもまた陳腐な脚本で意味不明。前作の面白さは完全にスポイルされてしまっています。

　そもそもあれだけキレイな女優陣を揃えたのですから、なにもそう何回も岸本加世子を主役にしなくても良いと思うんですけどねぇ。最近フジカラーのＣＭの影響か、樹木希林に似てきた彼女のアップをそんなに繰り返し見たくないです。生放送だけに、彼女じゃなければ不安だったのかなぁ。篠原涼子だって『ＨＲ』で鍛えられているから大丈夫だと思うんですけどね。僕としては年増になっても可愛い酒井法子ももっと見たかったですし。あの程度の扱いでは何のための主演女優だかわかりません。

　それにしても動物、子ども、美人と、「３Ｂ」はやはり強いですね。