幹事クリタのコーカイ日誌2003

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6月2日 ● 瀕死のスカートとローライズ。

 先日仕事でモデル撮影に立ち合いました。写真スタジオのマネージャーの女の子(24才)は、ちょっと前までそのモデルの女の子(23才)が所属している事務所のマネージャーをしていたとかで、お互いに顔見知りでもあり、またクライアントが来ていなかったこともあって、撮影自体必要最小限のメンバーで行っていたので、かなりフレンドリーな雰囲気で撮影は進行しました。

 撮影の合間にいろいろ話をしていたのですが、彼女たち二人ともジーンズだったので「最近の若い女の子はスカートをあまりはかないよね?」と聞いたら、マネージャーの子が「確かにもう3ヶ月くらいスカートはいてない」と言うのです。さすがに3ヶ月もとは思わなかったので「なんで?」と聞くと「パンツの方が楽だから」とのこと。そうだろうけど、でもそれだけでしょうか?

 名古屋パルコの最寄り駅である地下鉄矢場町駅。僕はここで毎日乗り降りしているので、周りにいる女の子を見渡して「スカート比率」を調査してみました。調査対象は見た目16〜29才の女性。その結果、スカート比率15%(13人中2人)という驚異的な数字を弾き出しました。

 そのパンツも素材こそいろいろですが、揃いも揃って流行のローライズ。ヘソまで丸見えというのは1人だけでしたが、背中を見せているのは結構いて、かなり際どい姿の女性が多くいました。ちなみにスカートの女性は1人はグレーのリクルートスーツ、もう一人は白いタイトのミニスカートで後ろに強烈なスリット入り。ピンヒールを履いて相当なフェロモン系でした。

 矢場町という場所柄もあって、余計に先端的なファッションの女の子が多いこともありますが、それにしても最近の猫も杓子もローライズのパンツルックというのは、本当に「流行」という感じがします。と言うのも、ローライズは似合う人と似合わない人がハッキリしているので、似合う人は良いけど、似合わないのに無理にはいている女性を見かけると可哀想になってくるからです。

 足は短く見えるし、尻は大きく垂れて見えるし、多分履き心地も良くなさそうだし、お腹が冷えて風邪引いたり腹を下したりしそうだし、挙げ句に「見せパン」にまで気と金を遣わなくてはならないし、とにかく機能的には良いことが何にもなさそうなあんなデザインがどうして流行っているのか本当に不思議です。実はこんなブームは早く去ってくれ、と願っている女性も多いんじゃないでしょうか?そもそもカーゴパンツでローライズと言うのはおかしくないかい?いや、オジサンの目にはそう映るんだけど。

 あ、ちなみに見た目30代以上の女性では、ほとんどローライズのパンツをはいている人は見かけませんでした。いや、少しいたけど、ちょっと僕の目にも痛かったので見ない振りをしてしまいました。やっぱり年相応に魅力的に見えるファッションというのがありますよねぇ。オヤジの偏見かも知れないけど。


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