小4の娘がインターネットで「天白川について調べたい」と言い出しました。なんでも学校の課題だそうですが、家にパソコンがなかったらどうするんだ、と思いながら（グループで調べることなので、誰かがやれば良いらしいのですが）、検索して一応それなりのサイトを見つけました。

　それはプリントアウトして学校に持っていく、ということなので、年賀状の宛名印刷以来、半年ぶりにプリンタの電源を入れてみたのですが、全然プリントしてくれません。年賀状を印刷した時は正常に動いていたのに、どうしてエラーになってしまうのかわからずに右往左往。接続が悪いのか、プリンタの異常か、アプリケーションのエラーか、用紙がおかしいのか。何が原因かわからないので大弱りです。

　コントロールパネルを開いてみても、当然のことながらプリンタは登録されています。プリンタを替えていないのですから、動かないはずはないのにおかしいなぁ、と悩むこと小一時間。はたと気づいたのが、OSを今年になってからWindowsMeからWindowsXPにアップグレードしていたことです。OSをアップグレードしてもプリンタドライバは引き継いで設定してくれているものだと信じ込んでいましたが、その確認はしていませんでした。

　早速キャノンのサイトで最新のXP用ドライバをダウンロードしてインストールしてみたところ、実にあっさりとプリンタは動き出しました。そう言えば昔、突然外付けMOドライブが認識されなくなって悩んだ時も、メルコのサイトからドライバをダウンロードしたらあっさり解決したことを思い出しました。

　それにしても、なんとか自力で解決できる人は良いけど、ごく普通のPCユーザーの多くはこの程度のトラブルでもお手上げになってしまうと思います。昔のMS-DOS時代と違って、OS自体がかなり複雑怪奇になり、その割に見た目にはとっつきやすいインターフェースなので、余計にトラブルが起きた時の対処法がわかりにくくなっていりような気がします。まあ僕もごく普通のユーザーなのですが、少しだけキャリアが長い分、娘の前で恥を晒さずに済んだという感じです。