幹事クリタのコーカイ日誌2003

[ 前日翌日最新今月 ]


 
3月29日 ● プロ野球と日本代表。

 いよいよプロ野球が開幕しました。メジャーリーグに目を奪われて注目率はかつてないほど下がってはいますが、腐っても開幕戦、それなりの関心はもたれていたと思います。テレビ中継では「巨人×中日」の裏でサッカー「日本×ウルグアイ」の国際親善試合が行われていたので、どちらが視聴率をとったかも興味深いところです。

 我が家のテレビは2画面分割できるので、均等に両方を見ていました。これが実に便利で、野球というのはブレイクの多いスポーツですから、音声はサッカーにしておいて画面は両方をちらちら見つつ、、時々肝心なところで野球に切り替えればまず良いところを見逃す心配もありません。日本代表のアレックスが登場してボールを持っている場面で、中日の新外国人アレックスが打席に立った時の「Wアレックス」にはちょっと笑ってしまいました。

 サッカーの方は欧州組が勢揃いした日本代表が健闘、ウルグアイ相手に追いついてドローに持ち込みました。試合内容も日本の方が押していたし、実力的には差はないという感じでした。ちょっと前の感覚なら南米の古豪ウルグアイ相手にドローなら十分頑張った、というところですが、今ではホームの親善試合なんだから勝てなくてどうする、という感じで、それだけ日本も強くなったんだなぁ、と思います。

 個々の選手では稲本が良かったですね。元気いっぱいでカラダが切れていたんでしょう。中盤は駒が揃うとやはり魅力的です。ディフェンスも手堅いと思いますが、問題は相変わらずFWとGK。高原と鈴木のツートップは現在ベストかと思いますが、それでもゴールが決められません。GKの川口は、試合勘が鈍っているように感じられました。楢崎の方が安定感があって良いでしょうね。

 さて、プロ野球注目の巨人と中日の一戦は、上原と川上というリーグを代表する本格派右腕の投げ合いで好試合になりました。追いつ追われつというクロスゲームながら、最後は中日がしっかりとゲームをものしました。先日の僕の予想通り、やはり今季の中日は打線に力強さを感じます。特にアレックスの攻守にわたる活躍は今後が楽しみです。

 加えてリリーフ陣の層の厚さ。川上を降板させてから落合、岩瀬、平井とつなげましたが、まさに盤石。これにギャラードと大塚がいるのですから、先発投手は5回まで投げれば十分です。開幕戦を見ている限りでは、中日優勝も十分あるかも、と思わせる試合内容でした。

 対する巨人ですが、松井と清原がいないとやはり打線に軸がない印象です。高橋は今まで気楽な立場で試合に出ていましたから、いきなりチームリーダー、新しい巨人の四番というには、まだまだ覚悟が足りないのかも。それとこれもやはり予想通りにペタジーニの守備が大きな不安材料。清原がいないのですから一塁に回したらどうなんでしょう。守備のリズムの悪さが打撃にまで及びそうで、ペタジーニは去年までのような活躍をするのは難しいかも知れないと思いました。

 さて、春休みなので、明日からこの「コーカイ日誌」も3日ほど春休みします。悪しからず。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。


この日記をマイ日記才人に登録する