幹事クリタのコーカイ日誌2003 |
3月9日 ● 30年が10年。 昨晩、松任谷由実の30年の活動の軌跡を追ったNHKの番組を見ました。彼女のデビューは僕が中学に入った頃ですから、まさに自分の青春の始まりとともにあったアーティスト。この30年のライブの映像やインタビューを編集した番組は、自分の人生とユーミンの活動をクロスさせながら見てしまいました。 番組自体とても興味深かったのですが、一番最後にユーミンが夫の松任谷正隆から「30年なんて実感ないでしょ?何年くらいに感じる?」と聞かれて「10年くらい」と答えたのがとても印象的でした。 実は僕もユーミンの30年を番組で振り返りつつ「30年も経ったなんて実感ないなぁ、せいぜい10数年って感じだなぁ」と思いながら見ていたからです。考えればそんな訳あるはずもないのですが、感覚的にはユーミンを知った中学時代が15年前、会社に入ったのが10年くらい前、平成になってからまだ数年という気がするのです。 実際には中学を卒業してから27年、入社してから20年、平成になって14年になるわけですから、特に最近のことになればなるほど時間感覚が狂ってきています。年を取るほど早く時間が過ぎるというのを本当に実感しています。 ユーミンに関して言えば、荒井由実時代というのは4年くらいしかないわけで、残る26年は松任谷由実なわけですが、僕の感覚では荒井由実4年なら松任谷由実は8年くらい。せいぜい倍くらいの年数しか経っていない気がします。 ユーミンにとって19才から49才までの30年が10年。僕にとっては12才から42才までの30年が15年。少し僕の方が若い分だけ長く感じるのでしょう。そしてこの先の30年は何年くらいに感じるのか、ちょっと考えただけで怖い気がします。 |
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