幹事クリタのコーカイ日誌2002

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12月28日 ● くだらない大発見。

 寒い時期になるとどうしてもトイレが近くなります。会社からの帰宅途中にトイレに行きたくなった時に、どうしても耐えられなければ駅のトイレに駆け込みますが、まあまあ余裕があるなと判断したら家まで我慢します。

 最寄り駅から我が家までは徒歩8分。これくらいの距離なら十分大丈夫と思って歩いてきて、ようやくマンションのエレベーターに。まだ大丈夫、余裕余裕。ところが、いつもこのエレベーターに乗って我が家のある12階まで辿り着く間に、尿意はいきなりマックスになるのです。家のドアを開けるのももどかしくトイレに駆け込みます。不思議なことですが、いつもそうなのです。

 会社へ向かう途中でも同じ現象が起きます。通勤中にトイレに行きたいなと思っても、遅刻してはいけないし、なんとか会社の快適なトイレまで我慢しようと大抵は思うことでしょう。で、家の時と同じように、いくらそれまで余裕があっても、会社のエレベーターでデスクのある8階まで上がる途中にやはり尿意がいきなり最大値になるのです。

 最初はゴールが近いと思って安心した途端に気が緩んで我慢が効かなくなるのかなと思いました。心理的な要因が大きいのだと考えていたのです。しかし、それほど切羽詰まっていない時でも、エレベーターに乗ると不思議とトイレに行きたくなるのです。まさかエレベーターの中に利尿剤が散布されているわけでもないでしょうし。

 で、思いついた答が、上昇するエレベーターに乗ると身体にGがかかるので、膀胱にたまっていた尿が押し下げられて尿意を刺激するのではないか、ということです。トイレを我慢している状態で下腹部を押されたら「や、やめろー!」と誰しも叫ぶと思います。あれを秘かにやられていたのです。それを証拠に、エレベーターに乗っていても、下がる時は特にトイレに行きたくはならないのです。

 この仮説が閃いた時、僕は「素晴らしい発見だ!」と思いました。自分で自分を誉めてやりたくなるくらいに興奮したので、こうしてここにも書いているわけですが、今ふと「これはもしかして常識なのでは?」と不安に思ってしまいました。実は医学界では周知のことで、エレベーター関係者もみんな知っていて、デパートのエレベーターガール組合のお姉さんも「なにを今さら」と思うようなことなのかも知れません。

 でもまあ少なくとも子どもはあまり気づいていないでしょうから、エレベーターの中でお漏らししないように注意を促す意味で、敢えてこの発見を書き残しておこうと思います。田中耕一さんだって、会社から1万円そこそこしか貰えないような発見を後に発掘されてノーベル賞を貰えたんだし。

 

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