幹事クリタのコーカイ日誌2002 |
12月9日 ● 阪神はまとまるのか? 伊良部が阪神入り。先にFAで金本を獲得し、いま中村紀獲得を目指している阪神としては、次々と大物選手を補強してストーブリーグの中心になっている印象です。昨年、片岡、アリアスを獲得しているわけですから、これで中村紀が入ったら主力がこの2年でかなり入れ替わってしまいます。 長年しみついた「ダメ虎」意識を変えるには、これくらい積極的に補強をしていく必要があるのは理解できます。また星野監督は中日時代にも大型トレードを繰り返した前歴がありますから、新しい血を導入するのにためらうことはないでしょう。 問題は、これだけ大物を補強して果たしてチームがまとまるのかということです。巨人もずっと大物選手の移籍を続けてきていますが、伝統的に「紳士たれ」というチームカラーもあるし、問題を起こすような選手もユニフォームの力で大人しくさせてきました。かつての張本、シピン、落合から最近の清原まで、みな巨人にいる間は「良い子」です。 しかし、阪神は巨人とは反対に「内紛」がチームカラーです。常にスター選手が内輪もめを繰り返し、首脳陣とも衝突してきました。古くは村山、江夏、田淵、江本、バース、掛布、最近では新庄など、トラブルの見本市のようなチームです。 果たしてこんな伝統を持つチームに伊良部のような選手が入って大丈夫なのかと心配になります。もっとも、個性豊かな選手達を星野監督がどう使いこなすのか興味深いですし、内輪揉めが起きたら起きたで、阪神らしくて面白いからいいんですけどね。 |
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