我々のテニスサークルは1年以上雨に降られていない「晴れサークル」ですが、それとともにテニス大会に出ると必ず賞品を大量にかっさらってくる「ゲッターサークル」でもあります。

　もちろん、実力があって優勝・準優勝をするから賞品を獲得できるというのなら、それは単に強いサークルというだけであって、とりたてて不思議ではありません。我々の場合は、例え試合では負けても、それ以外の抽選とかビンゴとかジャンケンとかという運の部分で最高賞品をゲットする不思議なパワーがあるのです。その運の太さは、凄いというか、時に気味が悪いほどです。

　昨日のテニス大会でもそうでした。総勢120名のビンゴで1番、3番にメンバーがビンゴして、折り畳み自転車などをサクサクとゲット。挙げ句に昨日は肝心のテニストーナメントでも、行われた4種目全てで決勝に進出し、2組が優勝をしてしまいました。実力、運ともに最高潮という感じです。

　面白いのは、実力でゲットするメンバーが大体決まっているのは当然として、運でゲットするメンバーも大抵決まっていることです。長い間ずっとやっていれば、いつかは均等にみんなが何か貰っても良さそうなものですが、実際には“脅威の賞品ゲッター”Ｋ上くん（どんな大会に出ても参加費以上の賞品を運で持って帰る）を筆頭に、貰う人は貰えるけど、貰えない人は全く貰えない、という構図ができています。

　ついている人はとことんついているのか、もしくは運の総量はみな一緒だけど、運の使い道が違うだけなのか。できたら後者であって欲しい気がします。Ｋ上くんには悪いけど。