昔に比べて今ではテニスはあまりお金のかからないスポーツですが、その中でお金をかけるとしたら、やはりラケットとシューズになります。なにせプレーに影響する道具はこの２つだけですから、余裕さえあればお金をかけて自分に適した良いものを使いたいと思います。

　シューズは消耗品です。プレー頻度によるでしょうが、僕の場合は大体半年からせいぜい1年で限界が来ます。それで先日新しいシューズを買いに行ったところ、今使っているシューズが安売りされていました。ショップで聞くとニューモデルが出たからだということなので、それはラッキー、と思ったのですが、残念ながら在庫限りでサイズがありません。ワンサイズ小さいシューズを試しに履いてみましたが、やはり同じシューズで小さいサイズは無理なようです。

　泣く泣く出たばかりのニューモデル（3000円も高い！）を購入することにしましたが、どうも気分的に釈然としません。その時、目にした店の張り紙に「ラケットと一緒に購入したらシューズ1000円引き」と書かれていたので、思わず悔しくてラケットも買うことにしました。

　と言っても、現在使っているラケットは8月に買ったばかりです。気に入っているので敢えて買い替える必要も感じていません。ちょっと悩んだのですが、結局今使っているラケットをもう1本買うことにしました。

　かねがねガットが切れた時のために、そしてちょっと上級者っぽく見栄を張れるから、2本同じラケットを持ちたいと思っていたのですが、気に入るかどうかわからないのに、最初に2本買うだけの勇気はなく、と言ってしばらく使ってから、と思っていると、次に買おうかと思う頃にはまた新しいラケットが出ているので、それを買ってしまう、というのが今までのパターンでした。

　今回いきなりこんな散財をしたのは、もうすぐボーナスということもありますが、やはり旧モデルになったシューズにサイズがなかったのが全てでした。旧モデルのシューズだけなら6900円だったのに、結局シューズ+ラケットで34000円になってしまったのですから、ショップにしてみれば「してやったり」でしょうね。