幹事クリタのコーカイ日誌2002

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11月4日 ● 美人は男を見る目がない?

 近藤サトが「週刊朝日」のコラムで「美人は男の本音を聞く機会がない(下心のある男は本音で美人と話さない)から、男の心理がわからない」というような話を書いていました。「だから美人の近藤サトさんは男で失敗したと言いたいわけ?」と思わず突っ込みを入れたくなるようなコラムでしたが、確かに男心がわからない、男を見る目のない美人というのがしばしばいます。

 わかってない美人というのは大きく二種類います。ひとつはボンヤリとしたお嬢様系で、全ての男は自分に優しくしてくれると好意に受け取っているタイプ。もうひとつは警戒心が強い自立系で、全ての男は下心があって自分に近づいてくると悪意に受け取るタイプです。

 どちらもそうなる気持ちはわからないでもありませんが、決して健全なことでもありません。そうやって全ての男をステレオタイプに決めつけていると、実は千差万別の男というものがわからないので、かえって変な男に引っかかってしまうことになります。

 倉田真由美の『だめんずウォーカー』という人気マンガがあります。これはダメな男(暴力男だったりとんでもない嘘つきだったり、それはとても中途半端なダメぶりじゃありません)にばかり引っかかる女性を取り上げたドキュメンタリー(?)マンガですが、よくぞそんなダメ男を好きになるなぁ、と思いますが、そういう女の子が意外と美人が多いのも、男を見る目を養ってきていないからかも知れません。

 もっとも、美人でその上、男の心理もしっかり見抜き、男を見る目もあったら無敵ですから、大半の“非美人”にとっては、男心がわからないダメ美人が多い方がバランスが取れていて良いかも知れません。掘り出し物の男を見つける眼力と、それをモノにする腕力があれば、美人でなくても世の中わたっていけます。なんたって「女は愛嬌」ですからね、やっぱり。


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