幹事クリタのコーカイ日誌2002

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10月26日 ● 会話が楽しい女性。

 そこそこ若い女性と数人で飲み会をしたとします。お馴染みのメンバーならともかく、それが初めて会ったメンバーなら、とりあえず場を盛り上げようと、テンションを高くして話題を次々と繰り出すことになります。その女性たちの興味のありそうな話題を選び、彼女たちが喜ぶような会話の流れを意識して、時にはちょっと落としてから持ち上げたり、合間にギャグを挟んで笑わせて、かと思えば真面目な顔をして語ったり。そのあたりの緩急を使い分けて会話をすれば、大抵の場合は大盛り上がりで、しかもちゃんと紳士的にタクシーで送っていったりすれば、最後に「あー、楽しかった。また一緒に行きましょうね」と言ってもらうことは可能です。

 今まで幾度と無くそういう飲み会をしてきましたが、「また一緒に」と言われているにも関わらず、そして本当に女性たちから飲み会に誘われたにも関わらず、二度と行かなかったことがいくらでもありました。理由は二つ。ひとつは、彼女たちが本当にただ楽しんだだけで、それ以上を決して求めていないことが明らかであること。もうひとつは、彼女たちは楽しんだであろうけど、こちらは別にそれほど楽しくはなかったこと。つまり、僕らは安全パイのホストではない、ということです。

 いや、ホストならまだ良いと思います。彼らはそれが仕事ですから。僕たちは楽しませるだけ楽しませて、挙げ句に余計にお金を払っているのです。なんじゃそりゃ、です。もちろん、向こうの言い分もあるでしょう。若い女の子と一緒に楽しくお酒が飲めて何が不満なの、と。キャバクラに行けばもっとお金がかかるのよ、と。

 ホストかキャバクラか。これはまあどっちもどっちの低次元の議論です。「若い女の子」それ自体にどれほどの価値を認めるかによってかなり違ってきます。ただ僕は相手を楽しませるのではなく、僕自身がその子との会話を楽しめる女性が好きなのですが、そういう人とは滅多に会ったことがありません。知的でかつ刺激的でセンスがあり気遣いのできる「若い女の子」というのは、とても貴重種なのです。女の子は会話を磨くよりも、外見を磨くことの方がずっと世の中に受けるのですからそれも無理ありません。実際、女の子との会話には何も期待していない、と言い切る男性もたくさんいます。つまらないことだと思います。

 ただ若い女の子も10年も経てばすっかりオバサンです。その時につまらない会話しかできないと、本当に無価値になってしまいます。「女を磨く」なら、外見だけではなく内面も常に意識しておいて欲しいものです。


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