6月以来、久しぶりにサークルの交流戦を行いました。この春に入った新しい強力メンバーのデビュー戦ともなるので、少々強そうな相手でもＯＫ、というか、強いチームじゃないと面白くないと思って、わざわざ蒲郡から遠路はるばる強力チームを招待しました。

　こちらは男性はほぼフルメンバーが揃ったのですが、女性陣は半分くらいしか上級者が揃わず、ちょっと女子ダブルスは苦戦するかな、と思っていましたが、苦戦どころかきっちりやられてしまいました。

　少々女子が欠けていたとは言え、こちらも現状ではかなり強力な布陣ではあったのですが、上には上がいるもので、男子ダブルスや混合ダブルスはなんとか勝ったり負けたり。女子ダブルスは全く勝たせてもらえませんでした。

　こちらの女性陣はみんな20代半ばの若さなのに対して、相手の女性陣は比べればかなり年上の人もいるのですが、そういう人ほど強いのですからテニスは不思議なスポーツです。動きの激しいスポーツですから、普通に考えれば身体能力に優れた若者の方がずっと有利なはずなのですが、実際には年季の入ったテニスをされると、若い者はコロコロと負かされてしまいます。

　見ていても、ショットひとつひとつを比べれば決して負けてはいないのですが、とても勝てそうにないよなぁ、というくらいにテニスの「作り方」が上手なのです。ただ打っているだけではテニスは勝てないということがよくわかりました。多分負けた女性陣も、負けたことから何かを学んだのではないかと期待しています。そうじゃなければ、わざわざ交流戦した意味も半減ですしね。