昨日「ナース合コン」の話を書いたら、各方面から反響があって面白いなと思いました。Ｍっちゃんがニヤニヤしながら「ナースと合コンしたんだって？可愛かった？」と聞きにきたのは当然として、他の男性陣からも「可愛いの？」と問い合わせがあるのは、どういうわけでしょう。可愛いからと言って、キミたちには紹介しないよ。

　で、女性からは「既婚者のくせに合コンするな」と言われてしまいました。まあ気持ちはわかりますが、キミと合コンしたわけじゃないし、ナースたちとはお互い合意の上ですから、見逃していただきたいものだと思います。なにせ合コンと言えどもエッチ関係の話題はゼロ。医療問題について真面目にディスカッションしているようでは、それ以上発展のしようもありません。

　面白かったのは、それぞれに反響があった人たちの「合コン観」が垣間見えたことです。「可愛い？」と聞きにくるＭっちゃんを始めとする男性にとって、合コンというのは「エッチ相手」を探すものです。常々Ｍっちゃんが言っているように、合コンはエッチを最終目的としたゲームみたいなものですから、相手が彼氏がいようが結婚していようが関係ありません。可愛いかどうか、できるかどうかが問題です。

　ところが「既婚者が合コンに来るな」という女性にとっては、合コンは結婚を最終目的としたパートナー探しの場です。だから、「好きになった相手が既婚者では困る」から、既婚者は合コンに来るな、ということになります。そこで大事なことはお見合いと同じくプロフィールです。

　もちろん、それはどちらも否定できることではなく、それぞれの立場において正しいのですが、この異なる目的を持つ２つの集団がひとつの合コンの場に臨むことがあるのが、合コンの悲劇であり喜劇でもあります。合コンを巡るさまざまなドラマは、この「合コン観」の差から生まれるわけです。

　その点、僕たちの合コンは、合コンという名を借りた単なる飲み会でしたから、お互いその場が楽しく飲めればいいわけで、それ以上の目的はありませんから気楽なものでした。ま、そういうことでひとつお許しを（←誰に言ってるんだ？）。