幹事クリタのコーカイ日誌2002

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7月26日 ● 乱闘の夏。

 伝統の一戦が復活したかのように活気がある今年の巨人阪神戦。熱気に溢れているせいか、昨晩は大乱闘もありました。入来のボールがすっぽ抜けてアリアスの頭の後ろに大きく逸れていったのに対し、アリアスが怒る。それを受けてグラブを投げ捨てて立ち向かう入来。いやぁ、迫力がありました。日本人投手は大抵外国人打者に脅されると逃げるのが相場なのに、自ら向かっていった入来、なかなかやるもんです。

 後は両軍入り乱れての大乱闘。特に星野監督が清原のシャツを掴んだところは名場面でしたが、あれは止めに入ったのか?折角の好取組なのですから、もう一悶着あっても良かったところでした。

 結局入来は危険球で退場、アリアスも乱闘を誘発したとかで退場になりましたが、単なるすっぽ抜けを危険球と言うのはいかがなものでしょう?そもそも危険球なら、投球後すぐに主審はそう判定して退場を命じるべきです。乱闘になったから危険球とする、なんておかしなジャッジだと思いますけどね。

 それと、マスコミは「夏休みで子どもが大勢見ている中での乱闘は教育的見地から怪しからん」という論調かも知れませんが、そもそもプロ野球なんてあれくらいの野蛮なスポーツです。命削って真剣勝負しているのなら、危ないプレーに対しては抗議もするし、乱闘にもなるんだ、ということを感じさせる方が、子どもたちにとってはよっぽど現実的な教育だと思います。

 去勢されたような大人しくてジェントルなプロ野球なんて全然面白くありません。そもそも夏は花火と喧嘩でしょう。なんだか江戸っ子みたいですが、暑気払いに良いと思います。


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