幹事クリタのコーカイ日誌2002

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7月19日 ● 東京ドームは設計ミス?

 東京ドームで、松井が天井の屋根の布の上にボールを入れるという珍プレーがありました。天井に当たって落ちてきたボールを野手がキャッチすればアウトですが、隙間に入って落ちてこない場合はエンタイトルツーベース。松井にとってはラッキーと言えば言えますが、それにしてもこんなことは本来の野球ではありません。

 そもそも、東京ドームができた時には、天井にボールが当たるなんてことはあり得ないというのが公式見解だったはずです。そんなに高くボールを打ち上げるなんてことはできない、とされていたのです。ところが実際には、パワーヒッターが結構ボールを天井にぶつけています。松井の打球など、ギリギリ当たったというのではなく、どんどん伸びていく途中でドームの天井に届いているのですから、天井がなければどこまで上がっていったのか、と思います。

 そんな桁外れの打球を見られたはずのファンにとって、その快感を途中で無惨に止められるのですから、明らかにドームの設計が間違っていると言わざるを得ません。こんなことが繰り返されるのでは、プレーしている選手にとっても、高い入場料を払って松井や清原の打球を見に行っているファンにとっても不幸です。

 元来、野球に屋根は似合いません。ナゴヤドームは清潔ですが解放感がありません。風を感じない、青空も星空もないスタジアムで見る野球は、なにか人工的で不自然です。汚くて古臭くても、僕はナゴヤ球場の方がずっと好きでした。アメリカではどんどん屋根付き球場は減っていき、人工芝もほとんど天然芝に戻されたそうです。プロ野球に関して言えば、いつまでたっても日本はアメリカに大きく遅れているようです。


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