幹事クリタのコーカイ日誌2002 |
6月28日 ● 杉山愛絶好調。 サフィン、アガシ、サンプラス、フェデラー、ヨハンソンと、男子の有力選手が次々と敗退していくウィンブルドン。まるでW杯でフランスやアルゼンチン、イタリア、ポルトガルが負けていったような番狂わせ続きですが、それに比べて女子は順当に有力選手が勝ち上がっています。 その中には日本のエース杉山愛の姿もあります。1回戦、2回戦と格下相手とは言え、全く危なげなく完璧なテニスを続けて、いよいよ次はベテラン、モニカ・セレスと対戦します。今まで杉山はセレスに勝ったことがありませんが、今回の好調さなら決して可能性がないわけではありません。 セレスはもちろん左右とも両手打ちの強打のベースラインプレーヤー。杉山がまともにベースラインで打ち合って勝てる相手ではありません。しかし、全仏のレッドクレーならともかく、ここはウィンブルドン。積極的にネットを取っていけば、勝機は見えてくるはずです。 ただし、やみくもに杉山が出ていってもセレスのパッシングの餌食になるだけでしょう。問題はネットに出るまでの展開力にかかっています。決して足が速い方ではないセレスを前後左右に揺さぶっておいてからネットにつけば、いかなセレスと言えどもパスも甘くなるはず。1回戦、2回戦の杉山を見ていると、この展開がかなり上手くいっていますから、セレス戦でも同じようにできるかも知れません。特にポイントはドロップショットでしょうね。これでうまくセレスを前に引き出せれば、比較的あとは楽に決められるはずです。 杉山は全仏でBEST4に入った藤原里華とのペアで女子ダブルスも好調なスタートを切りました。このまま単複ともに勝ち上がっていくと、テレビの前で毎晩深夜まで釘付けになっている僕は、ますます寝不足がひどくなりそうです。 |
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