幹事クリタのコーカイ日誌2002 |
6月12日 ● フランス完敗。 フランスがデンマークに完敗を喫し、グループリーグ最下位という結末になってしまいました。さすがにこれは驚きを隠せません。もちろん、一部の専門家筋では開幕前から「フランス危うし」という声はあがっていました。優勝候補と言われるフランス、イタリア、アルゼンチン、ポルトガル、スペイン、ブラジルといった強豪国の中ではかなり不安視されていたことも確かです。 とは言え、いくらジダン抜きでも、1勝もできない、1点も取れないなんて、ここまでひどいことになるとは誰も予想していなかったと思います。前回優勝メンバーがごっそりと残り、しかも当時は若くて力不足と思われていたFW陣が急成長。守備陣の高齢化、優勝国特権の予選免除によるチームの仕上げ不足、ジダンに頼りすぎている攻撃など、死角はあるにせよ、個々の才能からも本命の一角であることには変わりありませんでした。 ところが、この死角がものの見事に急所となって、初戦でセネガルに足元を掬われたことが、フランスを追い込んでしまいました。いくら足掻いても足掻いても、浮かび上がれない時があります。W杯では何が起こるかわからない、なんて言われ尽くされた台詞が現実となって、フランスは極東から帰っていくことになってしまいました。 勝負事に油断は禁物、なんて当たり前のことですが、日本だってチュニジア戦は楽勝だ、ベスト8が見えてきた、なんて浮かれている場合ではないのでしょうね。 |
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